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出版社内容情報
「神は死んだ」「超人たれ」。ニーチェの残した言葉の意味を、少年の成長物語を通じて解説。読むと元気のでるまんが作品にしました。「勝ちたい! 強くなりたい! 世界一のサッカー選手になりたい!」サッカーが大好きな少年は夢を見た。だが、現実は思い通りにならず、いらだつ。そんな彼の前に現れる謎の老人。少年は知らず知らず老人の言葉に引き込まれ、人生の指針を掴み取っていく。
"神は死んだ""超人たれ!"ニーチェの残したアフォリズムの数々の本当の意味を、ひとりの少年の成長物語を通じて解説。読むと元気のでるまんが作品に仕上げました!
第1章 神は死んだ
第2章 ニヒリズムと末人
第3章 永劫回帰と超人
「勝ちたい! 強くなりたい! 世界一のサッカー選手になりたい!」サッカーが大好きな少年は夢を見た。だが、現実は思い通りにならず、いらだつ。そんな彼の前に現れる謎の老人。少年は知らず知らず老人の言葉に引き込まれ、人生の指針を掴み取っていく。"神は死んだ""超人たれ!"ニーチェの残したアフォリズムの数々の本当の意味を、ひとりの少年の成長物語を通じて解説。元気のでるまんが作品にしました!
ニーチェ[ニーチェ]
原著
堀江 一郎[ホリエ イチロウ]
著・文・その他
十常 アキ[ジュウジョウ アキ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
28
まあ私は原作は挫折するのわかりきってるので、こちらでエッセンスだけでも。と思って読んだら、意外にも面白かった。概念の根っこの部分はわかった気がするけど、それにしても主人公の少年が、見た目あまりにも高耶さんみありすぎて、尊さに伏して拝む。あーなんかひさびさミラの世界にどっぷり浸かりたい。2021/08/06
ちくわ
22
「神は死んだ」「永劫回帰」など、ニーチェの主要ワードを理解できました。格差社会の今こそ、自分の生き方を考え直すきっかけになりますね。無意味⇒意味への発想の転換は、案外仏教に通じるところもあるな、とも感じました。(☆3)2022/03/31
ココロココ
21
今読んでいる本の中にオススメとして紹介されていたので購入。とても分かりやすかった。原文の翻訳は以前に読んだことがあったが、「神は死んだ」しか覚えていなかったので、理解が深まった。これだけを読んで終わらせるのはもったいないので、原文をまた読みたいとも思うし、積んでいる『道徳の系譜学』も早めに読みたい。2020/05/24
GELC
18
おもしろくて、分かりやすくて、素晴らしかった! 特にポーカーの例えが良かった。誰のものでも無い自分の人生、大事な局面では最高を目指して全ツッパが正解。常に自分自身の更新を図って挑み続けることが大切。2022/08/26
肉尊
14
キャプテン翼+若干のニーチェ。思ったよりもサッカーのシーンが多かった。中途半端(まあまあ)な生き方ではなく完璧、頂点を目指して生き抜かなきゃいけないという気持ちになれる。動物の世界が弱肉強食の生存競争であるように人間社会も同じ。ただなんとなくという受動的ニヒリズムに甘えた、ラクダの精神のような生き方ではなく、子どものように素直にこの永劫回帰の世界を刹那的に生き抜く必要があるんだなと思った。2021/10/31