出版社内容情報
『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』の宮川サトシの新境地。嫁の視線を意識した“見せる育児”に勤しむ男の奮闘記!!最近は娘のオムツを交換することで、一日の始まりを感じるようになった。慌ただしい朝、仕事に行く準備をする妻。その後ろでオムツを換える俺。男親は比較的避けがちといわれるこのオムツ交換というミッション…それを率先してやっている俺!…なんて思っているのは俺だけじゃないはずだ。(本文より) “妻に見せる育児”を実践する夫の本音満載育児エッセイ!
宮川 サトシ[ミヤガワ サトシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵
15
夫選書本②。育児やってますよー!と妻や周りの大人の目を気にしながら、そして過剰にアピールしながら子供の世話をする宮川さん。「自分の子どもだから当たり前のことだけど、それでも時々誰かに認めてもらいたい時あるよね」みたいに彼に寄り添った感想言ったら、「このお父さん見てて、葵ちゃんみたいだなあと思った」って言われたんだが。え、あなたの中で共感したんじゃねえの?予想外の返しに一瞬絶句したw 自覚ないけど私はそういうとこあるんか長女の時からこいつ痛いな恥ずかしいなと思われてたんかブツブツ…2022/12/22
あーびん
12
「妻に見せる育児」情熱大陸のやつもそうだけれど、宮川さんの場合他者からの視線がモチベーションに影響してるのかしら。でもそれが単なる承認欲求にとどまらず、育児に積極的に参加しているので立派。育児ポイントカードの発想はなかったので笑った。2018/04/23
じょり
6
ネットで知ってたマンガ。生まれれば自然と父親になっていくものと思っていたけど、葛藤がある人もいるんだね。俺はまだ子も嫁すらいないけど、これは結構リアルなエッセイなんじゃないかと思いました。俺はいったいどんな親になれるんだろう。まず結婚だけど・・・2018/04/17
hallelujah
4
Twitterで作者さんが宣伝されていたのを見て購入。タイトルから、育児参加してる男性の自己顕示欲丸出しなのかな?と心配していましたが、素晴らしい本でした!育児をされてる女性、これからされる女性全員にオススメできると思います。よく育児についてで夫がお父さんの自覚を持ってない!という内容の愚痴を目にしますが、女性は妊娠出産を経てお母さんになる実感を痛みを経て感じますが、男性はそれがないが故に実感ができず、父にならなきゃという義務感と実感できないという焦りで苦しんでいるんだと初めて知りました。2018/04/01
明るい果物
4
めっちゃ面白かった、この世の保護者全員に感謝状送りたいわ2018/03/29