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- > 講談社 月刊マガジンKC
出版社内容情報
2075年、誰もいない小惑星で男を殺したのは何者か!?宇宙工学博士・森羅、小惑星での殺人事件に挑む!!名探偵・森羅が臨むは、宇宙空間での不可能殺人! 2075年、ロボットしかいない小惑星で、たった1人の人間が銃殺された。ロボット三原則があるかぎり、ロボットたちに人間を殺すことはできない。それでは、犯人はいったい何者なのか‥‥? 「鉱区A-11」ほか3編収録!
絵が上手くなりたい少年は、美術室の前の十字路で、悪魔を呼んだ‥‥!?(「クロスロード」)
「ヨーロッパの火薬庫」バルカン半島で、何度襲われても生き延びたたった一つの村の秘密とは?(「シュロのコイン)」
画家が残したメッセージ、「黄金は猫のシッポの先にある」。古地図を手にその伝説を紐解くと?(「猫のシッポ」)
『C.M.B.』史上初の宇宙編! ミステリとサイエンスの名手・加藤元浩が「ロボット三原則」に挑む! 2075年、月軌道上にある小惑星で、たった1人しかいない作業員が何者かに撃たれて殺された。その場にいたのはロボットたちだけ。果たして彼を殺したのは誰なのか? 宇宙工学博士の森羅と、航空宇宙監査官の立樹が調査に向かうと‥‥!? 「鉱区A-11」ほか3編収録!
加藤 元浩[カトウ モトヒロ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽっぽママ
11
最近「ロボット三原則」の持つ不合理さがかかれた話がちょくちょくある気がします。人間優先でロボットが気の毒なような。「猫のシッポ」は少し懐かしい雰囲気(昭和っぽいw)2018/02/28
烟々羅
10
あまりにも質が安定している連作推理作品だから、誉める言葉がすでに尽きました。2018/05/15
なつき
8
いきなりの宇宙編(笑)誰もいない星で唯一の人間が死に、二人はAIの記録を元に捜査を始めるが…。「シュロのコイン」戦禍で蹂躙されつつ生き残った村、その秘密はあまりにも悲しい。弱いものが生き残るにはそれしかないのか。2018/03/03
水無月冬弥
6
漫画喫茶にて 青春ものだったり、歴史ものだったり、SFだったり多岐にわたっていましたね。猫のしっぽの終わり方が一番良かったけど、シュロのコインの話が重かった。2018/02/23
HK
6
青春日常ミステリとして良い出来「クロスロード」。コミカルな展開から意外な真相に至る落差が印象的「シュロのコイン」。番外編にして異色作、ロボット3原則を扱ったアシモフ型SFミステリ「鉱区A-11」。冒頭とラストの呼応が美しい「猫のシッポ」。2018/02/19