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出版社内容情報
「この国の金融経済の神になるんですよ」…読めば武力ではなく「経営力」で世界を救いたくなる! 勇者の「転職」冒険譚、堂々完結!
内容説明
武器の販売と新聞の発行で飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大する勇者の武器屋。新たな事業を模索していたところに、隣国ネイビス共和国で経済危機が起こっているという知らせが舞い込んだ。海運貿易の重要な拠点であるネイビス共和国を立て直すため、勇者は臨時独裁官となって外交交渉に乗り出す!しかし、それはこの星のパワーバランスを崩すことに他ならず、勇者は、人間界、魔界、天界をも巻き込む抗争の引き金を引くことに…!?読めば武力ではなく経営力で世界を救いたくなる!勇者の“転職”冒険譚、完結!!
著者等紹介
至道流星[シドウリュウセイ]
小説家、会社経営者、投資家。第7回講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞し、『電撃☆SSガール』(『世界征服』に改題し星海社文庫より好評発売中)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらきち
10
後半は駆け足。けど面白かった。スケールが国レベルになり、もはや武器屋じゃないけど、対立、工作、弾圧、扇動みたいな話は歴史によくみられる流れでリアルに感じます。金融や貨幣の成り立ちやシステムをかじっていると、上に立つ人たちはこう見えているのかと考えさせられて良かった。2020/05/18
サケ太
7
テンションが上がるほど成り上がりすぎ。最早神になってしまったか……。非常に面白い時間だった。成り上がり、決戦。そして……。この展開も仕方がないと思わせる説得力。勇者ちゃんは恐ろしいがかわいいのだ。2017/11/30
tban
1
ついに完結、なかなかリアル 主に陰謀と恐喝の要素が強くなるが 理想必ずしも正義ではなく、対立者が 必ずしも悪ではないといった構図は 妙にスケール感を際立たせて面白かった。 出来れば、再起して真の三界統一、もしくは 天界の参戦まで行ってほしかったが、 このラストもなかなかではある。2017/11/21