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出版社内容情報
松浦 壮[マツウラ ソウ]
著・文・その他
内容説明
誰にでも同じように流れて、逆回しにできないもの―普段思い描く時間の姿は、実はごく限られた一面。最先端の物理学では、時間は、“空間・物質・力を含む巨大な構造の一部”と考えられはじめています。ニュートン力学、カオス、特殊相対性理論、一般相対性理論、電磁気学、場の量子論、超弦理論…物理学の歴史を辿っていくと、美しく壮大な、時間の真の姿が見えてくる!
目次
第1章 時を数えるということ
第2章 古典的時間観―ガリレオとニュートンが生み出したもの
第3章 時間の方向を決めるもの―「時間の矢」の問題
第4章 光が導く新しい時間観の夜明け―特殊相対性理論
第5章 揺れ動く時空と重力の正体―一般相対性理論
第6章 時空を満たす「場」の働き―マクスウェルの理論と量子としての光
第7章 ミクロ世界の力と物質―全ては量子場でできている
第8章 量子重力という名の大統一―時間とはなんだろう?
著者等紹介
松浦壮[マツウラソウ]
1974年生まれ。1998年、京都大学理学部卒業。2003年、京都大学大学院で博士号(理学)を取得。その後、素粒子物理学者として日本、デンマーク、ポーランドの研究機関を渡り歩き、2009年、慶應義塾大学商学部勤務、2016年から同大学教授。研究テーマは、超弦理論と数値シミュレーションによる超対称ゲージ理論の解析。研究の傍ら、自然科学を専門にしない学生を対象に物理学の講義をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろき@巨人の肩
とも
おたま
活字の旅遊人
つきかげ🌙