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出版社内容情報
難解と敬遠されがちな解剖生理学を豊富なカラー図版と平易な文章で徹底的にわかりやすく解説。医学生ならびコメディカル関係者必読!本書は「小宇宙」とも言われる人体を探訪するためのガイドブックとなる作品。オールカラーで大迫力のメディカルイラストや写真をふんだんに使い、基礎の基礎から分かりやすく解説した。上下巻の2部構成で、本作は上巻に当たる(下巻は2017年秋刊行予定)。
予備知識がなくとも楽しめるように、記述・図解・レイアウトを細部にわたって配慮して編集しているので、からだに関心がある方なら誰でも気楽に読み進めることができる。一方で本書は、生理学、組織学、臨床医学、病理学、分子生物学などの基礎領域をカバーしているので、医師やコメディカル分野を目指す学生や医療関係者の教科書として利用できる高いクオリティを持つ。ビジュアルな人体の入門書と教科書の性格を併せ持ったコストパフォーマンスの高い一冊といえるだろう。
いち早く本書を読んだ生物学者の福岡伸一氏は
「ダ・ヴィンチは、きっとこんな書物を求めていたはずだ。彼の時代から500年。人体とは、構造と機能が完璧なまでに一致した、進化のはての美しい達成であることが今ここに示される」
と大絶賛。
第1巻の構成は
第1章 細胞と器官(人体を構成するもの)
第2章 骨格系
第3章 骨格筋系
第4章 循環器系
第5章 消化器系
第6章 呼吸器系
総ページ数は360ページ
山科 正平[ヤマシナ ショウヘイ]
北里大学名誉教授。1941年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業、同大学難治疾患研究所、京都大学医学部助教授を経て1981年より北里大学教授。専門は顕微解剖学。電子顕微鏡をはじめとする多彩な顕微鏡法を活用して、細胞の分泌機構や組織発生の研究に従事。1994年、日本電子顕微鏡学会賞(瀬藤賞)受賞。日本顕微鏡学会会長、日本解剖学会機関誌Anatomical Science International編集長を務める。2007年に北里大学を退職後、埼玉医科大学で客員教授を務める
内容説明
迫力のメディカルイラストで人体の構造と機能のすべてが分かる。圧倒的な迫力のメディカルイラストを多数収録。
目次
第1章 細胞と器官(人体を構成するもの)
第2章 骨格系
第3章 骨格筋系
第4章 循環器系
第5章 消化器系
第6章 呼吸器系
著者等紹介
山科正平[ヤマシナショウヘイ]
北里大学名誉教授。1941年北海道生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、同大学難治疾患研究所、京都大学助教授を経て、1981年より北里大学医学部教授として、解剖学教室を主宰。研究領域は顕微解剖学。電子顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡など多彩な顕微鏡法を駆使して、細胞分泌の機構、分泌器官の組織発生機構の解明にあたる。1994年、日本顕微鏡学会賞(瀬藤賞)受賞。日本顕微鏡学会会長の他、日本解剖学会、日本組織細胞化学会の運営にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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