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出版社内容情報
西宮硝子と再会してから、広がり続ける将也の世界。硝子、そして仲間たちと過ごす何気ない日々に幸せを感じていた将也だが‥‥。
お前なんかに出会わなきゃよかった。もう一度、会いたい。/耳の聞こえる少年・石田将也。耳の聞こえない転校生・西宮硝子。ふたりは運命的な出会いをし、そして、将也は硝子をいじめた。やがて、教室の犠牲者は硝子から将也へと移っていった。幾年の時を経て、将也は、 もう一度、硝子に会わなければいけないと強く思うようになっていた。作者・大今良時先生から】「点と点で生きている人たち。遠く、離れ離れの小島のように生きている人たちを描きたくて、この物語を描きました。みなさまに読んでいただければ、この上ない幸せです」
西宮硝子と再会してから、広がり続ける将也の世界。永束の提案で始まった映画作りに硝子も誘って参加することになった将也。硝子、そして仲間たちと過ごす夏休み。何気ない毎日に幸せを感じる将也だが、心の隙間に生まれた不安が、やがて大きな波乱を巻き起こし‥‥。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
285
水面下で絡んだ人間関係が沸騰するかのごとく溢れる。胸くそ悪い展開や人物など出てくるが描きようが一面的でなく読み返してみると違う側面が見えてきて厚みがある。やはり読み飛ばせない漫画。いろいろ思うところはあるが私は真柴という人物がなにか恐ろしい。張り付いたような笑顔、言ってることは正しいようで間違っているような感じ、エキセントリックな行動など。あとあとドラマを激しく動かしていきそうな予感。それと冒頭のアメコミ風イメージがやたらカッコ良く、前作マルドゥック・スクランブルを思い出す。また活劇系も書いてほしいな。2014/08/16
mitei
262
中々いろんな感情が揺さぶられ続けるなぁと思った。最後からどうなるのか目が離せない。2015/06/08
mt.gucti
165
最初に読んだ時には、巻末の衝撃で全部吹っ飛んでいたけれど、最後の先生の一言や、うまくいかない植野の涙、他人さまだからこそ殴れる真柴。気が付かなかった皆の苦悩や迷いが、こんなにも出ていたなんて。大今さんのインタビューにあった通り、将也の知覚されてないことは詳しく描かれてないんだけど、みんなみんな、とっても苦悩していることも、よおく見ると分かるという。なんて、なんて作品なんだろう。出会えたことに震えが止まらない。2015/07/10
yoshida
135
こんな急展開になるとは。川井は残念ながら最低だな。自己保身と欲しいもの(今は真柴)の為には平気で人を裏切れる。真柴も正義感ばんざいな感じで、ほんとに何様な感じ。将也の贖罪のはずが逆に色んな人を傷つける事に。友達ごっこも終了。硝子は自分のせいで周りを傷つけると思いラストの行動にでる。だが、生きている限り他人と接する事は不可避であり、みな、傷つきながら生きているのだ。それに気付いていく年代かもしれない。2014/08/16
あん
106
見せかけだけの「友達ごっこ」が崩壊したら、それぞれの別の顔が露呈しはじめました。 「どうやったら自分が昔より成長したてことを証明できるんだろう」って言葉が私には重く、悩んでしまいました。 贖罪ってどうやったら終わらせることが出来るんでしょうね。。。 そしてラストはまさかの展開。ショーコちゃん「私といたら不幸になる」って言ってたもんね。でも、そんなところで終わってもらっちゃ困るんですけど(*_*) 10/17が待ち遠しいです。2014/09/03
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