- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 講談社 KCDX
出版社内容情報
幼なじみのハル君への恋を忘れるためだけに過ごした日々。いつもの1日が終わるはずだった。あの日、偶然、再会するまでは‥‥。
秀(ヒデ)にとってハル君は初めて出来た友達であり、ときに実の兄のように優しい存在であり、そして初恋の相手。「ハル君が男の僕を好きになるわけない」そう思い暮らしてきた秀の秘めた初恋は、ハル君から送られてきた結婚を知らせるメールで終わりを告げた。それから数年、もう会わないはずだった。だがある日、秀はハル君と偶然再会する‥‥。
「俺、結婚するわ」幼なじみのハル君から送られてきたメールで終わった、秀(ヒデ)の初恋。ハル君を忘れるためだけに日々を過ごして数年。いつも通り、惰性の1日が終わるはずだった。あの日、偶然、再会するまでは‥‥。決して報われない純粋すぎる恋の話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかはし
28
レーベルは少年誌でBLじゃないけど中身は完全BLだった。ただ、王道すぎるというかこういうお話は読み慣れていて新鮮味がないのでハマりきれない。巻数表記があったことに読了してから気付き、とりあえずは様子見なので次巻も読もうとは思うけど、今のところ評価は微妙。ちなみにノンケとゲイの心の距離は大好物なんだけど、これはちょっと自分好みじゃない。どうにもならないことを言うと、そもそもハルのビジュアルが好きじゃない。厳密に言えば髭が、厭。2014/06/29
わたる
7
書いて字のごとく腐るほど商業BLを読んでるせいか、ストーリーに奇抜性は感じられ無かった。真新しさは無いですが、あくまで一般レーベルから出された本だとしたら異色にうつるのかなと。黒田くん怖い子かと思ってたので、意外といい子で気に入ってしまいました。ハル君は一体いつから秀の気持ちに気づいてたんだろ?続きが気になってるので一応次巻を予約しよう。2014/09/21
も
4
細くて繊細な線で紡がれていく切ない物語。コマとコマの間に流れる空気感さえも、切ないものが凝縮されて詰まっているように思える。ハル君は、再会してから気付いたのだろうか。微妙にぎくしゃくする二人を見ていると、どうにもならないもどかしさを感じた。BL誌で連載されたものじゃないからこそ、秀にとっては望みが薄くて、作品全体に漂う儚い感じがたまらなく好きだ。アプリで連載されていたようだけど、私は本と漫画はアナログ派なので二巻が待ち遠しい。2014/08/23
樹雨野きんぎょ
4
結婚した初恋の男と数年後に再会。BLレーベルではないが、ゲイとノンケの交わらない切ない純愛もの。丁寧な心情描写で主人公のやるせなさが伝わってくる。どっちが受けか今のところ不明w 次巻は主人公の元カレが本格的に参戦してくるのかな? 一定のラインができてしまった現在のBLレーベルではできないことを表現してほしいと思う。すごく好きな設定なんだけど、でも、絵がなあ…表紙の印象よりも下手で、キャラの目とかどうしても苦手。ストーリー展開には興味あるんだけど、次巻以降は見送るかも…う〜ん。2014/06/14
Tommy
3
この先の展開を思うと切ないな〜。2014/07/29