少年マガジンＫＣ 不死身ラヴァーズ 〈３〉

高木ユーナ

講談社（2014/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 18cm
• 商品コード 9784063950212
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

今度の長谷部はまさかの男！　しかも甲野が記憶喪失に。甲野は長谷部のことすら忘れたのか！？　二人がたどり着く恋の極地とは！？

甲野じゅんの人生にたびたび現れる“長谷部りの”という女の子。出逢うたび全力で長谷部に恋するけれど、想いが届くと彼女は幻のように消えてしまう！　そのたび身を裂く悲しみが甲野を襲い、そしてまた、彼女は別人の“長谷部りの”として甲野の前に現れる！！ 出逢いと別れを繰り返し、甲野は入学した大学で、またまた長谷部に出逢う。また長谷部は消えてしまうのか！？ それとも今度こそ恋は実るのか‥‥！？

純情男、甲野じゅんが好きなのは長谷部りのという女の子。だけど両想いになると長谷部はこの世界から消えてしまい別人として再び現れる。今度の長谷部はまさかの男！　それでも甲野の気持ちは変わらない。UMA好きの長谷部と山に出かけた甲野だったが、事故でまさかの記憶喪失に。全てを忘れた甲野は長谷部のことすら忘れたのか！？　そして二人がたどり着く恋の極地とは！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[どんぶり]

ふぎゃーどういうことですかっ！続きが気になってしょうがないよ！今読まなきゃよかった！第2部出てから読めばよかった！ナンテコッタイひゃっふぅー！…って感じ(笑)いやーこの展開はよめませんでした。だからこそ親密になる過程が良かったし、続きも気になりまくるというものです。甲野の真っ直ぐさが堪らない。初めて田中以外の人にも今までの自分のことを話し、進展があったかと思えば…。てことは甲野だけがこうなっているわけではなく、「消える」という現象には条件があって、人が消えているということなのかしら？第2部はよ！

2014/03/17

[∃.狂茶党]

予想外の展開。 第一部完とあるのは、打ち切りアピールなのだろう。 かなり漫画として洗練された番外編が2本併録されてる。 なぜこんな現象が起きるのか？って、SF設定の話はないものの、この出来事で何が起きるかって、SF的思考の方はきちんと駆動している。 いや、多分もっと先まで構想してて無念の打ち切りだったんだろうけど、愛の話に持っていって、BL織り込んでくるのは、漫画技術の向上とともに、目を見張るような効果を挙げている。 最初の方読みづらいけど、これはかなりいい漫画。

2023/03/16

[プロムナード]

人を好きになったときの突き上げる衝動。天国を浮遊する多幸感と、えぐられる心臓の激痛。それをひたすら描き続けたいがために、こんな設定を思いついた作者のひらめきと覚悟に喝采を送りたい！…だからこそ、この疾走しつづける物語がどんな帰結を迎えるのか、誰もが固唾を呑んでページをめくっていたはずなのに、こんな打ち切りラストでいいはずがないよ！

2014/04/19

[でーたべーす]

恋愛漫画の最先端を横道に突き進んでいたと思う。傑作。2部も是非。

2014/03/15

[おれ]

週マガ2回分の読み切り載ったあぁぁ!! 思わずカツオを抱いて大学来ちゃうヤツが私のお気に入りです。最初マンガ的表現って分かんなくて、本当に不死身なのかと思った。さて本編。私的には万々歳だけどいいのかこれ…!? でも記憶をなくしてもただひたすらりのを好きな甲野まぶしかった。で、最後。最後おおぉぉぉい!!!? 他にもそういう人がいたし、なんか世界レベルでの謎がある、の…？

2014/03/09