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出版社内容情報
特異な体質のため、社会で生きることを諦めた少女と、社会を向こうに回して生きる少年。その交流が2人の心を溶かしていく。
生まれついての「乾燥ワカメ髪」のせいで、キモワルがられる15歳・若井寛造。完全に青春をこじらせた少年は、新天地で不思議な少女と巡り合う。穂刈ノエミ、彼女もまた「人と触れることができない」悩みを持つ特異体質の持ち主だった‥‥! 「乾燥ワカメ怪人」と「帯電少女」。二人の出逢いは運命!? それとも‥‥。
触れた相手を感電させてしまう“超”重度の「帯電体質」のせいで、たった1人山奥に暮らすノエミ。辛い境遇にあっても健気でいじらしい彼女に、親近感以上の何かを感じた寛造は電動ぬいぐるみをプレゼントする。だが、そのバッテリーから火が出て、ノエミの家が猛火に包まれてしまう! 胸騒ぎを覚えた寛造はノエミの下に急ぐが‥‥。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へな
6
ノエミちゃんが本当に不憫すぎて・・・雨の中のシーンでは胸がきゅっと締め付けられる思いでした。 でもちゃんと救いがあって良かったなぁ。 カンゾーくんに触れる事が出来たときはどんなに嬉しかったんだろう。 2013/10/12
mt.gucti
4
二巻では なんとか二人で頑張ろうという方向に進んでいる? コミックならではの不思議な設定を あまり細かく解説しないままにお話が進んでいくのにも慣れてはきたが まだまだ明かされてない謎や、背景がありそうで油断できません(´・ω・`)2016/08/07
こたた
4
1巻ではずいぶんと不幸の前フリをしてくれて鬱憤が溜まったが、本巻はずいぶんシンプルに救いの方面に集約してくれたようだ。というのも、「大人の事情」なのだろうが、次巻で本章の締めくくり。スリム化の最たる理由だろう。狂科学者みたいなノエミの「父」設定ではずいぶん義憤を溜めていた私だが、その事はもう無いことになったらしく安心した。よしづきキャラはこの上なく可憐で健気なので、必ず救われて欲しいと願う。ワカメ頭のピュアな男気が今後も炸裂することを祈る。周囲との繋がりにも期待。「普通じゃない君達」よ安住へ向かえ。2013/11/23
何事にも全力で
4
希望を見つけた第2巻。ノエミ可愛いな。カンゾー、どうか幸せにしてやってくれ。次巻で第1部完結らしいが…2部しっかり始まるよね?いろいろ伏線残したまま終わりとかは嫌ですよ?2013/10/10
ゆず太
3
1巻ではワカメ髪が出落ち感があったけれど、痛みを知っている彼の言葉が、涙が、とても格好良く映る。藻掻き苦しむ触れられない二人の手が、いつかたくさんの人と繋がると良いですね。2013/10/12