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出版社内容情報
「常磐を仲村の代わりにしている」 佐伯の言葉を否定できず、思い悩む春日。その間に、常磐が晃司と仲直りをしたことで、二人の関係はよそよそしいものへと変わってしまう。小説を書くことにも自信をなくす常磐を必死に励ます春日だが、その思いは届かず‥‥。逆に、春日に謝りたいという晃司に会ってほしいと言われる。“逃げつづけたくない”春日は、常磐たちのバイト先へ向かうが‥‥!?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
164
凄い展開に驚く。晃司がちょっと可哀想に感じた。でも常盤さんもいよいよ変わり者になりつつあるなぁと思った。2018/07/26
海猫
96
高校編は平和の中に潜む不安さがたまらんなあ。中学編とは違う痛みがある。この平穏が炸裂するのかじわじわと爛れていくのかどっちなんだろう?2013/09/08
kanon
77
相当良い。もう本当に良い。でもこの良さは、過去にあったあの大波乱を見たからこその良さだと思う。あそこで培ってきた何かが無ければ、ここまで良くは無かった。前巻で考えた事が大体当たっていて、ほぼ予想通りに、いや予想以上の働きを春日はしてくれた。過去を背負って…いや乗り越えて…ここでまた何か波乱が起こるなら見損なう。もう乗り越えかけているのだから。自分の意思で何をすべきかを考えて生きることが出来ているのだから。もう次巻できっぱりと終わってくれてよかったのだが、もう少し続きそうだなあ。とりあえず次巻が楽しみです。2014/01/18
イーダ
56
強い想いで常盤さんに告白した春日。彼は救われたのか?過去を切り捨てたのか?惡の花は砕かれ美しい花が咲いたように見えるが、それは本当なのか?そして彼にとって鬼門である土地に赴く事になる。常盤さんの兄が異様にキモいんだけど、何かの伏線なのかな?2015/04/22
Vakira
40
本当にしたかったことって何?もしかして人に気を使って本来の自分を出せないでいる?自分の知らない自分。佐伯さんは何にがっかりした?仲村さんは何故春日君を突き飛ばした?自分の心の奥にいるもう一人の自分は幽霊?ボードレールが好きになった理由は親父の所為じゃない。自分が惹かれたことじゃん。春日君、自己発問に悩む。ほらほら、判ってきた?幽霊を殺さなきゃ。やったね。判った?春日君を好きになった人は本来の自分を覚醒することが出来るんだね。佐伯さんも、仲村さんも。ほら、常盤さんもね。春日君こそが人を変える触媒だ。2024/07/24