感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
36
須藤たちが動き出し、自衛隊との交戦へ。須藤の突き抜けたアナーキーさ、虚無感が追随を許さない。世界を滅ぼし一新するという思想はどこまで本気なのか。巻き込まれたシイナとアキラちゃん。大量殺戮を行うアマポーラ。そしてシイナを守ろうとする鶴丸。鶴丸の意図が読めない。須藤一派、鶴丸とのり夫、皆秘密と歪さを抱えていて、理解を拒絶するような存在感。2024/10/29
さみだれ
3
黒の子供会が活躍する話はやっぱり面白いですね。「戦う者に華の芳を そして死ぬ者に」改めて細部まで読み返すとメカの描写はやはり上手いし、マニアックな拘りを感じます。個人的に大好きなのが「魚の命、人の命」での直角の言葉。「生命をもてあそぶのは 楽しいよね」から始まるシーンは極論でありながら的を得ていて、これに影響されて今でも釣りは全くしない人間になったんですよね...。直角は当時の鬼頭先生の言いたい事を代弁するキャラクターだと思っているので台詞一つに重みがあります。2017/07/29
蝉、ミーン ミーン 眠ス
3
須藤が明ちゃんを勧誘する時に唱える高言は大オチを知った上で読むとかなり笑える。2017/07/28
t
1
中学生くらいの頃に読んでたら色々影響受けて考え込んでそう2019/02/03
つばぶぅ
1
気持ちの良い置いてけぼり。一体何がどういう設定なんだ。ホシ丸は何が目的なのか。竜の子のフォルムが本当に格好いい。台詞が重い。迫真の「もうやめてええええ」2017/08/10
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- 和書
- 月は東に 講談社文芸文庫