感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
36
動き出す政府。宮子巽という男、なかなか面白いな。傍若無人で破滅的だが、色々見えているような?彼は何を狙っているのだろう。シイナの母親や友人に見え隠れする歪さが不穏。ひたすら真っ直ぐなシイナの行動がもたらす波紋はプラスには向かわない。須藤という青年が率いる三人組が明に接触し、怪しい二人組もまた、シイナと明へのアプローチをかけてきた。ダガーナイフの少年の表と裏。シイナは良い子なんだけど、彼女の行動は・・・。これはそういう無垢なる危険を描いたマンガなのかな・・・。2024/10/28
紫雲寺 篝
3
シイナ、アキラは戦った少年を放置しその場を去ってしまった。そんな中、天使のような飛行物体や、シイナが島から帰る時に乗り合わせた男達が現れる。色々な思惑が次第に明らかになり……!?20話まで収録されているが、まだ謎は謎のままなのか、明かされ始めているのかよくわからない。が、それぞれのキャラクターがそれぞれの思惑と、知っている範囲の知識を使って行動している感じの温度差は結構面白い。ていうか、あの謎の物体はいろんなタイプのがいるんだなぁ。シイナの家族の事情も気になるところ。2017/06/24
蝉、ミーン ミーン 眠ス
2
アニメ版はOPのことが話題に上がりがちだけど、こうして何年経ってもアキラの声がしっかりと能登かわいいよ能登さんで脳内再生されるし、キャスティングの妙も光っている。2017/06/30
さみだれ
1
宮子の登場により様々な大人、機関を巻き込みいわゆる「セカイ系」として物語がゆっくりと、しかし確実に終焉に向かって動き出す。デビューしてからある程度経った頃から、鬼頭先生は画の変化があまり感じられず安定してるなと思っていたが、なるたる本編と描き下ろしカバー画を見比べると今はより洗礼されているのが解る。 父を失いかけ、身近な人の死を経験したシイナ。アキラの言葉に思わず感情を爆発させてしまうシーンはやはり何度読んでも心に刺さる。(鬼頭先生の作品は作者の趣味全開の乗り物が多く登場するのも見所)2017/07/28
つばぶぅ
1
すごく面白いのに相変わらず大人たちのゴチャゴチャが難しい。ホシ丸が全くの未知数でワクワクする。2017/06/26