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出版社内容情報
伝えたい“こえ“がある。聞きたい“こえ“がある。"退屈すること"を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女・西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
??やがて5年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
"ある出来事"以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
川崎 美羽[カワサキ ミウ]
大今 良時[オオイマ ヨシトキ]
吉田 玲子[ヨシダ レイコ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
39
「このマンガがすごい!(2015)」オトコ編で第一位。大今良時原作「聲の形」というマンガのアニメ映画の小説版です。上巻です。とても読みやすくサクサク読めました。映画も見に行ったのですが、気づかなかった所も書かれていて良かったです。小学生の主人公の男の子が転校してきた耳が聞こえない女の子をいじめます。しかし、ひょんな事から、自分がいじめの対象に。そして、女の子は転校し、そして、高校生になり、また、再会するという内容。この作品はいじめや恋愛作品というより人間のコミュニケーションがテーマの作品です。深いです!2016/11/05
めぐみ
35
残念だったのはアニメーションの上映時期が悪かったのか (君の名は)に話題を取られてしまった感じ 社会問題の虐め題材してた作品で、ちょっとした虐めでも虐めは虐め!いつか自分へ降りかかるよと忠告するメッセージがある是非読んで欲しい作品です。 わたしは(君の名は)も素敵ないい作品だけどこちらの方がいいと思う作品です。2018/02/10
タルシル📖ヨムノスキー
25
毎日が退屈だったガキ大将将也は、小学6年の時転校してきた耳の不自由な女の子硝子をついからかってしまう。男子特有の気持ちの裏返しがどんどんエスカレート、それに周りも同調し、他にも諸々あってついにはいイジメに発展してしまう。多感で無邪気な小学校時代に障害のある子を受け入れることの難しさ。やっぱり一番マズかったのは担任の竹内の対応だと思う。あそこがちゃんとしていたら、ここまで酷い話にはならなかったはず。ツラい中学時代を過ごした将也は、すべてを清算することを決意する。徐々に錆び付いた歯車が回り初め…。下巻へ続く。2020/04/05
はむちゃん
15
映画を見た後なので、すんなりと入ってくる。硝子の母親は将也を嫌っているけれど、将也のおかげで硝子はいろんな表情をするようになったから、それはそれで良かったんじゃないかとも思う。でも、みんなを笑わせるためにいじめるってひどい。ていうか、将也の友達の島田とか、あの態度は何なんなの?下巻でどうなるのか…2017/01/14
めぐみ
13
本当に虐めってやだ‼️ わたしも声が小さいとかで、散々虐められた事が有るので 感情移入が凄かったし、何故 ここまで嫌がらせするの‼️ 途中、何度も読むのを辞めたくなるぐらいでした。2022/10/13