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出版社内容情報
秦軍を破った劉邦達に迫る項梁軍。七万の大軍に対し、張良は如何なる道を選ぶのか!?『修羅の門』『修羅の刻』『海皇紀』‥稀代のストーリーテラー川原正敏最新作は、紀元前中国が舞台。秦末の動乱期に覇を争った項羽、そして劉邦の生きざまを描き出す歴史絵巻。主役には天才軍師・張良を据え、偉丈夫達の興亡を紡ぎだす!
秦軍を張良の知略と劉邦の器で、降伏させ兵を増やした沛の軍勢。だが、事態を急変させる報せが届く。七万の項梁軍が、景駒と秦嘉を破り豊に向かっているというのだ。七万の兵、そして項梁の甥で不敗の将・項羽を擁する相手に、張良は如何なる道を選ぶのか!?
川原 正敏[カワハラ マサトシ]
8月17日生まれ。広島県三原市出身。1985年、『パラダイス学園』でデビュー、代表作に『修羅の門』『修羅の門 第弐門』『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』『海皇紀』がある。1990年、『修羅の門』で第14回講談社漫画賞受賞。趣味は草野球。現在月刊少年マガジンで『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝』を連載中
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はな
28
結局、黄石が最強。張良の策で無血開城、見事でした!そして、巻を追うごとに窮奇の保護者感が強くなっていく。娘を殴られたり拐かされたりしてすごい怒ってます。2019/09/16
瀧ながれ
24
この巻の私的ハイライトは韓信の登場で、あれ?思ってたのと違うな、という印象も含めて、それ以上のなにものもないのです、韓信の再登場とこれからの大活躍に期待しています。おわり。…ていうのも収まりが悪いので加えますと、劉邦の器のでかさと、項羽のエキセントリックさが、ともに際立って比較される巻でした。この二者は真逆の個性を持ち、好敵手として、物語を作りやすい設定ですが、古代の大陸に実在したのかと思うと、なにか大きな存在の作為さえ感じます。それにしても、「龍の子」が履歴書や推薦状に書かれて、有効な時代なんだなあ。2017/05/06
T.Y.
12
ついに項梁の軍に合流した劉邦軍。ああ、2巻の人が項伯だったか。こういう縁故を利用しつつ、しかし恩で働いてもらうのは最小限に留めるのが軍師としてのミソか。軍内では元罪人の将軍・黥布と窮奇が激突。そして最後にはついに張良と項羽が邂逅するみ、また黄石を巡って窮奇と…。歴史の表舞台では活躍のない窮奇だけに、こういう形での殴り合いを見せ場に持ってきた格好か。でも最大のポイントは項羽が黄石にも読めないということか。流れ自体は決まっている歴史物だけにこういう人間関係が盛り上げ所なのだろう。韓信の地味な登場がまた意外。2017/07/28
getsuki
12
項梁、そして項羽が登場。心が子どものまま大人になったような項羽だな。項羽を見た黄石の涙に複雑なものを感じる……。2017/04/18
新天地
10
当たり前の事だが、項羽や劉邦、張良以外にもちゃんと英雄豪傑、策士がいると実感できた4巻。項羽が苛烈すぎる上に自由すぎるから、これは仲間の側からしたら危なっかしくて仕方ないのでは。黥布や韓信や笵增と役者もそろってきた。2017/04/29
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