モーニングKC<br> ジパング深蒼海流 〈15〉

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モーニングKC
ジパング深蒼海流 〈15〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063886108
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

徳子との再会のため屋島へ急ぐ義経の船に乗り込んだ男がいた。那須与一――源氏随一の弓の名手を味方にし、今、屋島の戦いが始まる。頼朝と義経の仲を引き裂くため、後白河法皇は義経に対し、平家追討の院宣を下す。そんななか、徳子との再会のため屋島へ急ぐ義経の船に乗り込んだ男がいた。那須与一――源氏随一の弓の名手を味方にし、今、屋島の戦いが始まる。

かわぐち かいじ[カワグチ カイジ]
かわぐちかいじ

1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。
87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして02年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。
06年には『太陽の黙示録』で第51回小学館漫画賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞も受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

10
屋島の戦いを描く第15巻。たった一枚の扇で、源氏の士気を挫こうとする平家。しかし、義経の命を受け、那須与一がその誘いを受けて立つ。そんな那須与一の有名なエピソードをかわぐちかいじは、男と女の物語に置き換える。「これで平家は滅ぶ!! その時こそそなたに会える! 待っておるぞ… 九郎…」2016/11/14

またおやぢ

6
屋島合戦に『扇の的』の那須与一がついに登場。『ころは二月十八日の、酉の刻ばかりのことなるに、をりふし北風激しくて、磯打つ波も高かりけり。舟は揺り上げ揺り据ゑ漂へば、扇も串に定まらずひらめいたり。沖には平家、船を一面に並べて見物す。陸には源氏、くつばみを並べてこれを見る。いづれもいづれも晴れならずといふことぞなき。』いやぁ~平家物語の中でも指折りの名シーンを、かわぐちかいじ氏が描くとこうなるのね。感嘆しきりのシリーズ第15作。2016/06/23

getsuki

5
屋島合戦の巻と言うべきか、弁慶、熊野湛増を口説き落とすの巻と言うべきか迷ったが、やっぱり那須与一がすべてを持っていった(笑)あの瞬間に全てが決した分岐点でもあったしね。2016/07/16

Hiroki Nishizumi

4
屋島に轟く天の声2019/10/15

3
3.5 屋島の戦いで那須与一の有名なエピソード。戦記物ってこういう見せ場に対しては、必ずと言っていいほど創作の可能性が指摘されるものだが、ご多分に漏れずこのエピソードもそう。でも、創作だとしたらそれはそれですごくない?2023/06/14

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