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出版社内容情報
「私は人と違う衝動を持って生まれた――」。美人殺人鬼・橘カラのすべてが明らかになる!絶対悪女の物語、最終巻!!
「私は人と違う衝動を持って生まれた――」橘カラに監禁された猪熊に迫る、最後の時間(ル:とき)――。救出に向かう里見は間に合うのか!?……そして美人殺人鬼の歪んだ世界と壮絶な過去が、明かされる。
【著者紹介】
1974年8月1日生まれ、栃木県出身。93年9月、ヤングマガジン増刊「ダッシュ」にて『群青』でデビュー。代表作品に、『はるか17』、『フローズン』、『NANASE』、『東京家族』、『マイナス』(沖さやか名義)、『マザー・ルーシー』(沖さやか名義)などがある。93年『ミス・キャスト』で第28回ちばてつや賞佳作受賞。「沖さやか」から始まり「山崎さやか」そして「山崎紗也夏」と、2度改名している。
「山崎紗也夏 スキマのひとり言」
http://blogs.yahoo.co.jp/yamazaki_pro
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケンイチミズバ
34
話しの合間にはさまれた実在する犯罪者や事件のエピソードが恐いです。続きがあれば、カラは精神鑑定で減刑されるのかもしれませんね。渡りはバカな男ですね。猪熊が助ける間もなくカラが飛び降りてしまっていたら、救いようのないラストだったです。なかなか重たいストーリーだったし、おもしろかったです。自分の記憶にもあのような教師はいたし、似たような学生時代はありました。サイコパスかあ。紙一重かもしれません。2015/11/07
naji
21
すごい!!カラの最初の動機がなんだったかより、当の本人も分からないまま憑りつかれてしまったいたのかもしれない執着みたいなものが最後垣間見れた。2015/05/31
まりもん
20
レンタル。逮捕しても黙秘ばかりでどうなるかと思っていたら、渡を利用して脱走しイノを連れ去ったりと行動が怖い。どこまでイノに執着しているんだろうと考えると恐ろしいな。2015/06/21
十六夜(いざよい)
18
完結。後半は続きが気になって一気読みだった。カラのターミネーターのようは不死身さ(笑)ようやくカラの本当の正体や5年前の真実、殺人衝動の発端が明らかになる訳だが、最後がちょっと予想外だったかな。生まれ持った衝動に忠実だった彼女はこれからも変わることはないんだろう。猪熊の説得も彼女には理解出来ないんだろうか。最後までカラに踊らされ尽くした渡…あれはあれで幸せなのかもしれない。面白かった〜。2017/12/16
美月0217
17
美人殺人鬼、橘カラ・・最終巻7巻はぶ厚い(笑) 冷酷なまでのカラの殺人と過去・・7冊もう一度読み返そう♪2015/03/27