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出版社内容情報
彼女は向き合う、彼に、そして彼女自身に。
彼女は向き合う、彼に、そして自分自身に。
「ユキはずるい」。
放たれたあかりの言葉は、
ユキがかつて心の奥にしまい込んだ
凜太郎への想いに火をつけた──。
三人の想いが、深く、深く、折り重なっていく……。
”「恋に迷走する女のコの心」をテーマに描く勇気が自分にはない。この作者は心のヒダの迷路にハマるのが怖くないのか。私にとってはこれは新しいジャンルのマンガだ!”一色まこと氏(『ピアノの森』『花田少年史』)も感嘆の最新刊。
【著者紹介】
【略歴】
5月14日生まれ。岩手県出身。2000年に「別冊ヤングマガジン」でデビュー。その後「ヤングアニマル嵐」「マガジンSPECIAL」「FEEL YOUNG」などで連載や読み切りを発表し、「モーニング・ツー」にて久々の連載作『彼女とカメラと彼女の季節』を開始。本作が単行本デビューとなった。
さらに講談社「good! アフタヌーン」(奇数月7日発売)にて新連載『つるつるとザラザラの間』を開始。『彼女とカメラと彼女の季節』と同時並行連載中である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
幸音
10
表紙のユキと凛太郎の表情が何とも言えない。あかりにぶつけられたユキが自分と向き合った結果、欲望に忠実すぎて怖い。特にあの見開きの目隠しキスにはとても驚いた。はっきり拒絶を口にしたあかり、揺らいだ凛太郎、お互い傷つけた結果三角関係が変わってしまって新展開へ。あかりは殺したいほど憎いのにユキのことしか見ていないと再認識。最後、あかりがユキから追い詰められたけど、ユキはあかりに対抗してあんな写真を見せたのか?だんだん依存っぽくなってきてストーリー的にはおいしいけど、辛くなってくるので読んでて楽しくはない漫画。2014/03/31
イーダ
8
これ、本当に「つるつるとザラザラの間」を書いてる人と同じ人?というくらい正反対のマンガ。エゴイストで自分の本省に気づきつつ好きな人に甘え、依存し、傷つけていく女の子ふたり。着地点はまだまだ見えない。2014/03/11
半熟タマゴ@コミック
5
ユキの事がわかったようなわからないような。見せるつもりだったら何故もう1枚は自分が持ってたんだろう。写真を見たあかりが自分の事を追ってくるって計算してたのだったら怖いな。うん、やっぱりユキはなに考えてるかわからないや。2014/03/10
赤魚
4
凛太郎→あかりちゃん→ユキ→凛太郎。の崩壊寸前の絶妙なバランスの片思いが魅惑的すぎる。ずっと見ていたかったけど無理な話か。2015/03/28
diesuk
4
読んでてドキドキする。不思議な三角関係にカメラの世界。空気感がとっても好きだわ。2014/03/13