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出版社内容情報
月刊『アフタヌーン』でデビュー! 2017年最注目の新鋭、初コミックス。さえない男子が予想外のドラマをつむぐ!好きな子ができた。同じ職場の女の子。それも誰もが認める「いい人」キャラ。しかし僕は、彼女のとんでもない“頭の中”を知ってしまう!(『月面と眼窩』) 月刊『アフタヌーン』でデビューを飾った2017年最注目の新鋭、熊倉献(くまくら・こん)待望の初コミックス。さえない男子たちが予想外のドラマをつむぐ、4編の恋愛譚を収録。
熊倉 献[クマクラ コン]
アフタヌーン四季賞「2012年夏のコンテスト」で佳作受賞。
2014年、「good!アフタヌーン」5号に読み切り『盤上兄弟』が掲載されデビュー。今作が初連載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
286
不思議な感覚を持った女の子がたくさん出てきて何か繋がりがあるのかなぁと思ったがそうではなかったのも印象的。続きを読んで見たいなと思わせられる。2017/06/08
井月 奎(いづき けい)
31
物語を楽しむためには想像力が必要です。豊かな人貧しい人はいますが想像力がない人はいません。想像力が貧しい人が楽しめないか、そんなことはないのです。多く想像して多く気付くのは素晴らしいことですけれども、気付きや想像が少なければ、それを大切にしたらいいのです。そこをちょいと思いながらこの漫画を読んでください。いや、秀逸です。絵も上手い。ちょっと斜めな女の子、まっすぐで弱弱しい男の子の織りなす形而上に行きそうで行かない恋物語。マカロンのような、柔らかい落雁のような甘くて軽くてちょっとノスタルジック。お宝見っけ。2018/09/24
ぺぱごじら
19
四者四様の片想い。相手のどこに恋するかなんて自分でも判らないけど、大抵相手の「コンプレックス」に惹かれることが多いのは自分だけだろうか。その理由もはたまた謎で、或いは自分は「わからないことに恋してしまう」のかもしれないとか考えた所で、植芝理一に通ずる作品なのかなとも考えたり。そういえば植芝氏もアフタヌーン出身か、好きなんだね雑誌編集としても、こんなのが。2017-222017/01/30
a
18
どこか不思議な雰囲気を持つ女の子を好きになる男の子のお話の短編集です。現実でも独特な雰囲気を持つ女性は魅力的に映りますが、本作に出てくるキャラも実際に居そうな加減で惹かれました。話の雰囲気は日常系で、線がはっきりしている可愛い絵で読みやすいです…一方で女性の不思議さを、突如SFチックで印象的な一枚絵で見せてくる感じが、アクセントが効いて、よい雰囲気を出しております。個人的に「カルシウムをとります」のシーンはたまらなく好きでした。本作の独特な世界観や雰囲気に、思わずずっと浸かっていたくなるような作品でした。2017/05/18
elcycoc
13
ずっと気になってた短編集。シュールな感性を持った女性たちと彼女らに惹かれる男性の話。作者はまだこの本しか単行本を出してないみたいで残念。再読不可避。2017/12/28
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