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出版社内容情報
船乗りになることを願う花嫁・グズリーズを仲間に加え、トルフィンたち一行の東方ギリシアを目指す旅が始まった!
戦争も奴隷制度もない国を作るためヴィンランドを目指すことを誓ったトルフィンは、遠征のために必要となる莫大な資金を得るために東方ギリシアの都・ミクラガルドへ向けて旅立った。船乗りになることを願い、夫のもとを飛び出した花嫁・グズリーズがトルフィンの仲間に加わり、さらに、身寄りのない赤ん坊と犬も加わった。その船を花嫁奪還を誓うハーフダンの息子・シグルドが追う!!
【著者紹介】
1976年5月4日生まれ。神奈川県横浜市出身。血液型B型。
「モーニング」掲載の『プラネテス』でデビュー。現在は「アフタヌーン」にて『ヴィンランド・サガ』連載中。
2002年、第33回星雲賞コミック部門賞受賞。
座右の銘:「あ、一瞬待ってください、じゃ半日でもいいです」
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
55
訳ありパーティが増える増える。復讐は義務かー。いつまでも罪は終わらないのね。2015/11/08
N島
53
『復讐』の『義務』。時と場所は違えども、法の原理は然程変わらないものかもしれません。人間社会の本質に一歩踏み込んでナイフを振るえば、シンプルでグロテスクな断面が露出する…そんな当たり前のことを思い起こさせる16巻。…シグルトさんには幸せになっていただきたい。2015/06/24
眠る山猫屋
47
ここで終わるかっ!壮大な伏線回収。トルフィンとヒルドの会話の緊張感。まさに狩るものと狩られるもの。犬と赤ちゃんとシグルドが絡んでてんやわんやの珍道中。トルフィンが死ななければですけどね!主人公だから死にませんよね!?2015/06/24
kanon
46
この巻読むにあたって今までの流れをさらーっと再読して、そして読み終わったあとに更に一巻から再読した。無性に読みたくなったのだった。繋がっているのだ…過去から現在へ。やはりこの作品は改めて凄い。溢れ出てくる熱量が凄いのだ。ちょっとしたシーンからでも、溢れ出ている。先の展開が気になっているのは勿論だけれど笑 一巻からついさっき再読したばかりなので余韻が凄くて…ちょっと余韻に浸るのも良いかもしれないと思った。昔よりはこう、安心して読めるところはやはりあるから。トルフィンにはもう確固とした信念があるから大丈夫。2015/11/17
punyupunyu
45
ギリシャへの旅がはじまった。広い世界を見てみたくて結婚相手から逃げたグズリーズ、戦で唯一生き残った赤子のカルリと彼を守っていた犬が仲間に加わった旅。グズリーズを追ってくるシグルド、ヴァイキング時代の報いなど、新しい旅は波乱要素が沢山です。背に矢を受けてなおカルリを守り通し、カルリをトルフィンに預けて息絶えた母親に感動した。一方で昔トルフィンに父親を殺されたヒルドの復讐の矢はトルフィンを射抜くのか...。ギリシャへの旅は始まったばかりです。2015/06/27