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出版社内容情報
「三暦合戦」に敗れ無為の日々を過ごす春海に、あの関孝和からの設問が…!果たしてその意図は!? 絶望から再起へ、激情の第八巻!
改暦を懸けた「三暦合戦」。渋川春海の推す授時暦は、最後の勝負で予報に失敗した。これで事業は頓挫、春海は絶望の底に追い込まれた。無為の日々を過ごす春海に、あの関孝和が名指しで設問したとの報せが。尊敬する関の設問を見た春海は、その意図を知り彼の自宅を訪ねるが……!? 絶望から再起へ、感情は膨らみ爆発する! 名場面満載の第八巻!!
【著者紹介】
挿画、短編漫画などを経て、現在は漫画連載を主に活動。端麗風雅な絵柄で人気上昇中。主な連載作品は『天地明察』(原作 冲方丁) 『朱黒の仁』など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
34
レンタル。算術の天才、そして良きライバルの関孝和が満を持して登場。主人公と関さんの対決シーンは印象に残りました。このライバルのおかげで日本の風土に合った独自の暦作りに邁進していく。2019/09/28
たべもも
22
絶望のどん底から始まった今巻。どん底の中で待ちに待った関さん登場っ!春海の浮かれっぷりが楽しい。安藤殿も良かったね。浮かれついでにえんさんとも上手くいって何より。最後の建部様の面影にうるっときた。2015/07/01
黒猫
14
息つく暇もなく一気読み!勝負に敗れ絶望する春海の前についに関孝和が登場。関さんの春海に対する怒り、それ以上の期待や希望に胸が熱くなった。そんな関さんの《命》を預かり再び改暦に挑む。「士気凛然!勇気百倍!」周りの人に本当に恵まれてる。関さんに弟子入りした建部の甥っ子たちが出てきて涙が…。そしてえんさんとも再婚をし、この巻では春海の《時間の経過》が印象的。それをとても上手く表現されていた。次で最後なのは寂しい。あと念願の関さんとの面会にカッチカチの安藤殿と、食いちぎる勢いで春海を褒める光圀公がお気に入り。2015/05/29
ゐわむら2なつき
13
関さんが満を持して登場。失意のどん底から這い上がった春海は実に頼もしい。クライマックスに向けて色々と高まりつつある。2016/06/26
読み人知らず
10
ついに関さん登場。春海の顔もだいぶ年を取った。終盤が近い2016/06/27