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出版社内容情報
注目の才能・庄司 創の初連載にして初単行本! 人間と社会のあるべき姿を論じつつ異世界の戦いを描く新しきSF活劇!
注目の才能ここに初登場! 化石燃料の発見以前に核開発に成功した異世界を舞台に、脳とサーバーを無線接続し、個々人が苦痛を感じたら脳に演算を送り込んで消失させるペインフリーという社会システムの変革に挑んだ英雄の活躍を描く冒険譚。人間と社会のあるべき姿を論じつつ、演算による現実化技術「発現」、完全な人造生命体「這脳」などこの異世界独自の現象を駆使し描く、新しきSF活劇の登場です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烟々羅
11
雑誌で第八話だけ読んだエスエフの、第一話から七話まで。二巻完結なのはわかっていたが、それでもまず一巻を読んでみて気に入らなかったら忘れようと思っていた。もうひとつの、別の歴史を辿った地球であること、伊藤計劃氏の一連の設定から作った変奏曲であることを知る2013/06/02
あさひ
8
これはヤバいな。伊藤ケイカクトリビュートに入れていいと思います。ただ前から少し感じていたがマンガとして少し分かりにくいかも。いや面白いですよ。2016/05/30
JACK
8
◎ イリ共和国連邦のヴォグ・ランバ中佐は反政府活動家、ガアダ・メリを捕獲する部隊の指揮を任される。ガアダはヴォグの元彼女にして発現技術という超能力を操るテロリスト。その目的は政府が国民に強制する「ペインフリー」への反対だった。世界の戦争を抑止するため、脳内に埋め込んだ端末によって痛みやストレスを打ち消し、苦痛を消すシステム、ペインフリーは世界を救う事が出来るのか。ガアダの戦いはどうなるのか。2013/06/19
kanon
7
伊藤計劃!?ってなった。「虐殺器官」も「ハーモニー」も積んでいて読んでいないのだけれど、どちらかの方なのかな?影響受けたのは。アフタヌーン本誌でちらっと連載されているのを見て購入を決めた。SFだよなあ、紛れもなく。”勇者”って文字に惑わされちゃいけない。”勇者”ならファンタジーものになるだろうし。歴史的にヴォグのことを語っているので、いつか”勇者”になるのは間違い無いのだけど、本当にまだ、ただの大学生で陸軍兵士だ笑 キーハ…悪い奴ではなさそうなんだけどいかんせん容姿が怖いから襲ってきそうで笑 続きに期待。2013/11/23
girlsaid
5
圧倒的だった。ここまでSFな漫画は他に知らない。それにしても、『ハーモニー』を読まずに単独で理解するのはかなりむずかしいのではないだろうか。石油がなく中東戦争のない世界、という設定が実にうまい。2013/03/08
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