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出版社内容情報
娘が生まれ、ついに父親となったタツロウ。フィギュアの造形師になるという夢を捨てきれないまま、現実との狭間で悶え苦しむ。
娘が生まれるまでにフィギュアの造形師になる夢を叶えると妻に約束したタツロウ。またたく間に娘が生まれたが、約束は果たせていない。そんななか、2011年3月11日に亡くなった友人の2回忌がおとずれた。いまだふさぎ込んでいる友人の恋人、娘の将来、自身の夢、妻との約束……何かを得るためには何かを捨てなければならないーー。モーニング掲載時から鮮烈な印象を残し、各媒体で取り上げられた「主夫漫画」の最終巻。
【著者紹介】
よねだ・たつろう 1976年徳島県生まれ。第26回MANGA OPENで奨励賞、第57回ちばてつや賞で佳作を受賞。2010年に『ライク・ア・ローリング・主夫 リーチマン』で「モーニング」からデビュー。炊事、洗濯、買い物などの間に漫画をしたためる兼業主夫。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしゆき
5
これが最終巻とは途中まで気づかず読んでましたが、本当に内容が濃い。あんな奥さんと結婚したいと改めて思いました。この話のモデルは作者本人の日常のことだったんですねー。2人いや、3人には本当に幸せになって欲しい。2013/06/27
仲本テンカ
4
嫁の愛より、子の重圧。2016/06/08
TAH
4
この主人公兼作者の方、お名前といいしっかり者の嫁さんがいるとこといい西友巣鴨店によく行ってるとこといい、他人とは思えないくらい共感させていただいた。最大の共感ポイントは「とにかく性格だけは嫁に似てくれ」。同じ東京の空のしたに住むものとしてこれからも応援していきたい家族像だ。2013/08/04
ジロリン
4
やっとこの作家のペンタッチに慣れたと思ったら終了。あとがきマンガを読んだらこれがデビュー作なんですね。じゃぁタッチが安定しないのも無理ないわ。しかもモチーフ的にはほぼ実体験に沿っているとは。作者さんの将来に幸多からんことを祈ります…という気分になる「ちょっと幸せ。でもすごく幸せ」なお話でした。2013/07/28
モダン☆ポンチョ
4
最終巻。これは燻っている全てのひとが読むべき。元気出ます。燻っているひとを応援したい素敵なひとも是非読んでください。2013/06/23