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出版社内容情報
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネロ
21
自分の言葉を人に届けることはとても難しいことですよね。うまくいかないと自信なくしちゃうし、余計出にくくなる。伊勢さんのたくさんの言葉の種に気付いた町屋さんは彼女の言葉に芽が出るのを見守ります。そうして自分の言葉が上手く伝えられた伊勢さんの変わりようが凄かった。みんなをグイグイ動かし、ゆたかの塞いでいた心も開いてしまいました。伊勢さんは将来化けそう！そしてポポちゃんに会いに行ったゆたか。対等なライバルを見つけたポポちゃんの表情がなんとも嬉しそうでしたが、ゆたかに痛いところをつかれて、今度はこちらが沈没…2013/02/06
カド
20
伊勢さんの気持ちに共感できた。勇気を出して言っても置いてけぼりだったり。でも言わないことには始まらないわけで、でも、やっぱりゆっくりでもいいから話して聞いてもらうことって大切なんだな、と思った。ゆたかも吹っ切れたようで、また歌うのが好きって思えるようになって良かった。今度はポポちゃんが悩んで、憤って…続きがきになる。あとゆたかのお兄さん気になるなあ。好きな台詞は「変わりに行くんだよ もう戻ることがないようにね」2013/03/02
くりり
17
みずあめの世界がゆっくりした時間が心を癒やしていくみたいな…2013/11/05
福猫
16
毎回思うけど、鎌谷さんの表現力すごいな～。音や気持ちの表現がとてもしっくりくる。特に伊勢さんの、言葉になる前の想いが種になってる…って。この表現好きだな。歌えなくなったユタカの為に。伊勢さんの想いがみんなを動かす。ユタカの嬉しそうな笑顔にｷｭﾝとなる。(笑)。自身と自信を取り戻し、ポポちゃんと会うユタカ。逆にポポちゃんはユタカというライバルに出逢えたことで、今後一皮むけるのかな。やっぱり二人には楽しく歌って欲しい。2013/01/24
Root
14
少年ノート第4巻。歌を歌いたい。ウラジーミルとゆたか、2人のソプラノが、歌が、ついに重なる。一方、「ゆたかのために何かがしたい。」自分の気持ちを外に出せない同級生、まり子は悩む。合唱部副部長、翠は彼女を家に招き入れ想いを伝える大切さを語る。翠に背中を押され勇気をもらったまり子が、合唱部員と街の人たちの心を動かし、ゆたかを静かで暖かい歌声が救う。2014/08/15
