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出版社内容情報
熊田家藩主・治隆率いる行列は相模国へ。江戸への旅も大詰め。この旅を終えれば隠退する心積もりの治隆に、箱根で大事件が。
岡山藩熊田家藩主・治隆率いる行列は、相模国を進む。治隆が隠退するつもりだと知り、動揺を隠せない和泉。治隆の人柄を知るにつれ、己の仕事に疑問を持つ九作。そして治隆自身にも、江戸を目前にした箱根峠の下りで大事件が!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺぱごじら
29
『知るを愉しむ』とは何か。闇雲に知を詰め込むのではなく、目の前のものをあるがままに愛でるゆとりを持ちながら、足るを知ることも忘れない、ということなのでしょう。他人の評価・中傷・猜疑心などに惑わされず、森羅万象を『愉しんで知る生き方』ができれば、きっと世の中はもっと明るく見えるのだろうな、と感じます。『越中に、越されぬ山が二つある』か、いいラストでした。2013-182013/02/24
ぐうぐう
19
参勤交代という業務を遂行しながら、その中で自分流を貫く藩主・治隆。型があるからこそ、型破りができるとでも言うように。「知り愉しむことは まだまだぎょうさんあるのう」。江戸はゴールであって、ゴールではない。治隆の最後の言葉に、クスっとさせられながら、ズシリとした重みを感じもさせられる。その治隆の生き方こそは、『つらつらわらじ』という漫画の魅力そのものだ。良かった!2014/03/05
ひなにゃんこ
17
★4.5 か、カッコイイ〜!! (*>Д<*)熊田の殿様は、とことん男前でしたっ! *ついに参勤交代の一行はお江戸へ。殿の決意に気付き、長門の真意を知った和泉。この旅で、彼はどれだけ成長したことか。誰も彼も、殿と接するうちに、その深い人間性に惚れ、磨かれていく。殿の男前は伝染するのか(笑)。私もこの旅で殿に惚れた。最初のうちは、不可解で不気味な存在だったのに…。物語が終わってしまったのが惜しい。もっともっと、殿と旅をしたかったよ! *「知るを愉しむ」「越中に、越されぬ山が二つあるーー」至極名言。2013/02/25
かみや☆みか(仮名)♂
15
ラストの爽快感!江戸→備前岡山編を見てみたい気もするが、見たくない気持ちも。結局は熱烈希望(・ω・)2013/02/25
kanda
14
「参勤交代ってマンガになるの?!」と思いながらついに江戸に到着の最終巻!殿がカッコよすぎるのは仕方がないとして(笑)他の登場人物も主人公になれる可能性を秘めている不思議な絵巻物のようなお話でした。もっと殿を見ていたかったです(´;ω;`)2013/05/07
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