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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
49
思わぬところから、大阪城戦役の火種が。純白が戦のきっかけになるなんて。織部たちも歳をとったが、あとを継いでくれる世代がまだまだ少ないのが気になるところ。大谷刑部と三成の絆を邪魔する前田利家の天然ぶりに、色々持っていかれた感が。まぁ、でも、思い出し笑いって、後を引くからね。2016/05/22
南北
35
秀吉亡き後、徳川家康と石田三成は対立を深め、諸将を自分の陣営に引き込もうとする。そんな中、福島正則や加藤清正らが石田三成に対して七将襲撃事件を起こす。この事件の裁定を徳川家康が行い、石田三成は五奉行から外され、2人の対立は激化していく。さらに大阪城に家康が白い天守閣を作ったことでその対立は決定的なものとなる。一方古田織部は自作の茶碗を「ひょうげもの」と言われて、自分が「ひょうげ者」であると再認識する。大谷吉継の口をつけた茶碗を石田三成が平気で触れた逸話をギャグとして表現したところは感服した。2025/08/01
momogaga
34
レンタル。戦国の世は家より人。豊臣の威光も石田三成では役不足だったんだな。2019/11/03
災害大嫌い美少女・寺
26
ますます絵が上手くなっている様に思う。織部は隠居。秀吉が死に李舜臣も死ぬ。日本軍は朝鮮から撤兵。揉める武将達と三成。三成は味方を作る為に悪戦苦闘。煮ても焼いても食えない前田利家も他界。家康の陰謀も好調。小堀作介のミスで毛利や上杉も怒り石田方へ。家康の策略で書き換えられる直江状。いよいよ関ヶ原が近づく。面白い。2013/11/02
ぺぱごじら
23
秀吉亡き後の天下。まるで手続きを淡々とこなすように政権を掌握していく家康。三成のいじらしいほどの愚直さは裏目にばかり出て、関ヶ原前夜の様子がリアリティを伴って伝わる。いずれの世でも数奇は数奇、『都合の良い方につけば良いのよ』という古織殿の態度は、東西双方をイラつかせながらも『表裏なきスタイル』として認知されている(笑)。文化人という立ち位置は身を守る術として最良ですね(笑)。2011/07/23
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