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出版社内容情報
「プロ野球は人生の縮図」と言う人がいるが、そんなことはない!
トンデモナイ成果主義による年棒。同じユニホームを着ていても、そこにはトンデモナイ階級がある!
現在8年目、中継ぎ投手としてなんとか1軍にいる主人公・凡田夏之介はそんなトンデモナイプロ野球界で生き残れる!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
74
BOOK TVの紹介を観て購入。主人公凡田夏之介、高卒8年目26歳の年収1800万円プロ野球スパイダースの選手。左腕、横手投げの中継ぎ投手。ローテンションの谷間では先発することもあり。目標防御率2点台。特技は12球団の一軍選手の年棒はソラで言える。独身。友達はドラフト同期のローテンション投手様。スパイダース山梨県人会会員。自分より年棒の低い打者には強く、高い打者には弱い。飛雄馬のように大リーグボールは投げない、ドカベンのようにホームランは打たない、タッチのように南ちゃんは出てこない。今までにない野球漫画。2012/01/18
3939タスタク
26
野球漫画と云えば、水島御大の『ドカベン』や『あぶさん』を思い浮かべるのだが、前者が野球ファンタジー漫画なのに対し、このグラゼニはかなり生々しい野球漫画である。野球界では『グランドに銭が埋まっている』と云う言葉が古くからあるが、まさにその言葉を具現化したのがこの作品である。『ジャイアント・キリング』然り『グラゼニ』然り、スポーツ物もリアルさを追求した作品が増えてきた事は、それだけスポーツを観る目が肥えてきたと云う事だろう。それにしても、モーニングは良い作品を多く持っているなぁ。2013/02/16
うがり
26
なんかこういう野球漫画って初めてです。野球界のシビアな部分をおもしろく描いていて、楽しかったです。2012/03/13
ぺぱごじら
26
なんとも言えない夢の無さは『お子様に薦められない野球漫画』というところ(笑)。高卒8年目在京球団の中継ぎピッチャー奮闘の日々。決して底辺ではないが、常に底辺は見えていて、一時たりとも気が抜けない、でも先行き不透明が故に突き抜けた努力も今さらできない、サラリーマンとは明らかに異なる生活なのに『アイツに打たれた』『ここでコイツを抑えたからOK』など、細かい機微に拘る辺りになんとも言えない親近感があったりする(笑)。一話完結で『現在風あぶさん』のようなお話。気に入ってます。2011/12/04
山田太郎
25
予想したのとちょっと違った。もう少し暗いかと思ってたけど。2015/08/02