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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
7
父の姿を追って、父の名を負って、これまでの主人公の成長物語は動いてきた。父は彼にとって世界の限界として機能してきたといってもいいかもしれない。しかしここに来て主人公は父への〝この〟道の冗長さに気づいてしまった。その帰結は「光の魔法」と「闇の魔法」という二者択一の現前だった。すなわち登頂場所はひとつでも登攀手段や経路は違っていいんだということを、父を<追う/負う>子供は承認できるのか、である。ここに出てくるのは親子であることとは別な審級だろう。それは「パートナー」の概念に由来するような審級のように思われる。2016/03/25
ピク
3
ムンドゥス・マギクス編.いわば地下世界探検譚.それも今までのレギュラー達が新世界全土に散らばって指名手配犯扱いされてからという、どこまでも少年マンガのワクワクの醍醐味を突いてくる新章.今まで最もファンタジーを毛嫌いしていた千雨がこの完全ファンタジー世界でヒロイン化し、記憶喪失中のユエが一番この世界を満喫している.一方、ネギは闇魔法の使い手になることを学ぶ.自分が立っている足場が綺麗なだけのものではないとあの長い学園祭編で知ったから.そこいらの小説より1巻ごとの情報量がパないの.2014/05/03
524
2
☆7↓ ネギを求めてアスナたちと夕映がそれぞれ動き出すが…。正直話の停滞感を感じてしまう。【お気に入りキャラ:綾瀬夕映】2018/12/04
HK
2
エピソード密度が濃く、群像劇としての構成も極めてハイレベル。千雨の傍観者である自分を自覚しながらもニヒリズムには陥らず、覚悟と矜恃を持って現実にコミットしようとする態度が素晴らしい。2013/03/16
ひいろ
1
闇属性の主人公っておもしろ2017/04/21