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出版社内容情報
通じ合う、クローン少女とサイボーグ兵器。“隠された島”での生活は、輝かしくも儚い。いまより少し先の未来。深刻な食糧難によって、世界は泥沼の戦争状態に陥っていた。いまは亡き天才博士・ルティシアのクローン少女・ルル。日本軍最強のサイボーグ兵器・斉藤。レーダーに映らない、隠された島でのルルと斉藤の日常は、ゆっくりと周囲の理解を広げていき、世界は少しずつ変化する。食べること、暮らすこと。ルルは大切な「何か」に気づくことができるのか――。
篠丸 のどか[シノマル ノドカ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
16
○ 純真無垢な少女ルルは、おじじたちと一緒に日本領海にある小さな島で暮らしている。その島はジャミングによってレーダーから隠され、光学迷彩によって目視も出来ない。日本軍のサイボーグ兵士、斉藤はこの島をたびたび訪れ、ルルと平和な日々を過ごしていた。しかし、斉藤の安らぎの時間は唐突に終わりを告げるのだった…。斉藤の大柄な身体は機械だし、戦場では沢山の人を殺してきたけれど、その優しさは読んでいて伝わります。不穏な展開ですが、先が気になります。2018/11/04
ako
12
さっちゃんの蘇る記憶の断片。ルルの知識欲。とうとう島の存在が柊のライバル鈴木博士に知られてしまった。ルルの秘密にも気付き、斉藤は動きを封じられる。斉藤の部下のサイボーグが普通に話をしてる姿はなんだか滑稽。斉藤が食事している姿は読者には後ろ姿で見えないけど、見た人達の驚く様子を見ると見たくてウズウズするわ。2016/11/09
しましまこ
10
ギャー、ヤバイヤバイヤバイ、早く続きを!2016/10/08
まぁ
5
ちょっとずつ島の人々も少佐に慣れてきたのかなと思っていたら最後が不穏です。鈴木博士は少佐の味方かと思いましたがはてさて。2017/02/14
ひかる
2
ルルとさっちゃんの交流が可愛らしいなあ。ラストが不穏で続きが気になります。2016/12/06