ヤングマガジンKC<br> にじいろコンプレックス 〈1〉

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ヤングマガジンKC
にじいろコンプレックス 〈1〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063827873
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

誰もが制服の下に“秘密(コンプレックス)”を抱えながら、毎日泣いたり笑ったり。〈わたしたちの毎日はいつも楽しくて、いつも苦しい――。〉
どす黒い海と、古ぼけたラブホテル以外、特にない田舎町。
そこで暮らす女子高生は、毎日を明るく仲良く元気に生きている。
誰もがみな、誰にも言えない「悩み」や「葛藤」を抱えながら──。
コミティア出身の新鋭、ばったんが、〈下着〉をモチーフに、女子高生さまざまのドラマを紡ぐ、ときに切なくときに煌めく連作オムニバスです。

「渋谷からきた私、田舎とかサイアク」「誰とでも話せるけど誰とも友達じゃない」「毎日、地球が爆発すればいいと思ってる」「先生に気付いてほしくてパンツを盗んだ」「美人に生まれた私は孤独を選ぶ」「初体験をきっかけに高価な下着を買っちゃった」「誰とでもしちゃうけど、本当の恋は知らない」―…。誰もが制服の下に“秘密”を抱え、泣いたり笑ったり。田舎の女子高を舞台にJKたちが奏でる、七人七色のイタい虹色青春録。

ばったん[バッタン]

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

15
何もない田舎の女子高生の、性と自意識の連作短編マンガ。 著者ばったんは短編集だけでなく、連作も描いてたのか。 「何もない田舎」でどこか鬱屈した女子高生たちが生生しい。鬱屈した高校生時代を過ごした人からみたら共感すると思う。2021/11/26

ソノダケン

6
5話が好きだ。「リストカットやレッグカットを暗くならない様に描く」とゆうミッションを、作者は自身に課したのだろう。自傷行為そのものは描写せず、傷跡とセリフ上の言及に留める。それは、性格のキツいユキと一人遊びが得意なシキシマの共通項として、ある意味で価値あるものとして読者に提示される。任務は成功した。2016/06/02

紫雲寺 篝

3
JK×下着のオムニバス。毎回女子高の少女が、何かに悩みつつ、下着も出てくる、という形式。そんなに美人じゃなくて、コンプレックスを抱え込んでいる田舎の垢抜けない少女達で、なんというか哀愁が漂う感じがする。この年頃って、やっぱり人と違う事が怖いんだよなぁ。で、自分を傷つけたり苦しめたりしながら、どうやったら抜け出せるか足掻いている。で、そんなコンプレックスが露出したとして、案外受け入れられるものだな、と気づく。個人的には読むのが辛いエピソードもあり、また全体的に好みに合わなかったなぁ。2017/01/25

mt.gucti

2
正直絵が歪んでいる、デッサンが狂っているのではない。独特なタッチのわりに話が面白いので読んでみた。ら、一巻?続くんだ。頑張って欲しい(((・・;)。2016/07/27

クマリカ

1
JKの性と緒問題を描いている。 絵柄は最近のモノと違えど、この作者特有のねちっこさと、美化を嫌う糞リアリズムがあって読者を選ぶ。 問題は解決しないそのまま、多分卒業して状況が変わって、そういえばあの頃は…と思い出すと、その問題はそのまま冬眠し続けていたことに気づくのかも。 本書はそういう記憶の蓋を開けてしまうかもしれなくて、読んで辛いヒトもいそう。 2021/08/27

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