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出版社内容情報
あと2戦突破で1億円獲得! 大詰めを迎えた「救出」ゲームだが、自己愛と友愛の間で、光山が悩みに悩む!
極悪社長との変則二人麻雀「17歩」勝負を制し、4億8千万もの大金を獲得したカイジ!
その勝負の余韻も冷めやらぬ中、帝愛グループの会長である兵藤和尊の息子・和也から、勝負を持ちかけられた! 激戦必至の黄金カード!! いくぜ、今宵、もう一勝負!!!
裏切る光山、死を目前にして苦しむチャンとマリオ。阿鼻叫喚に満ちる地獄絵図を前にして、和也から“救済”のリモコンを渡されるカイジ。二人を助ける条件は、二人の借金・7000万円を肩代わりすること――。果たして、カイジは二人を助けるのか、それとも見殺しにするのか!? そして、ついにカイジと和也の対決が始まる!! 新ギャンブルは「ワン・ポーカー」!! その概要とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
20
カイジ和也編完結!光山の裏切りにより友情ゲームは終了しカイジの必死の訴えも虚しく頭の圧縮マシーンが作動し苦しむチャンとマリオ。助けるには7000万を捨てろという和也。和也はカイジの訴えはパフォーマンスで助ける気はないと踏むが…。助けちゃうのがカイジ(笑)。気づいたらってのが実にカイジらしい。幾多の死線をくぐり抜けてもこのお人好しがカイジなんだよな。和也は理解に苦しむも和也がここまで人を信じられない理由も少し分かり、カイジも一歩間違えばこうなってたんだろうな〜と感じさせる。新たな仲間とワンポーカー編へ!2022/02/01
読み人知らず
8
おっさん辛い。そういうことかー。お金と命は自己中心的な愛です。カイジも完璧な人間ではないってことは良くあらわされてる。弱さを見せる。2015/03/29
ぐうぐう
8
人を信じること。その友愛の精神が、ゲームの勝利を導くとは限らない。逆に、そこには疑心暗鬼が渦巻き、裏切りが勝ちを手にすることのほうが多い。ギャンブルが暴き出す、人の醜い本性に、和也の目的がある。ギャンブルの勝ち負けではなく、その果てにある人の本性がいかなるものか、そこにこそ、実は勝ち負けを判定する姿があると、『カイジ』シリーズは言っているのだ。2013/09/27
カラシニコフ
5
案外綺麗に着地したなぁ。 ★★★☆☆2018/01/21
ビスコ
5
和也と完全に敵対するカイジ。そしてワンポーカーへ。これ、ここで終わりかよ……(ワンポーカー編に続くとはいえ)2017/02/12