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出版社内容情報
全ての生命を否定し、他世界そのものを喰らう闇と化した怪物――アンゴルモア。
悠たちの前に現れたその姿は、リヴァイアサン、バジリスク、フレスベルグといった、これまで彼らが倒してきた敵を取り込んだものだった。
学園長シャルロットの鼓舞による全人類からの支えを受けて、アンゴルモアを迎え撃つイリスたちブリュンヒルデ教室のメンバー。
死の化身たる巨竜に挑む少女たちの姿は、まるで神話の戦乙女のごとく、何よりも凛々しく、そして美しく――。
「絶対に……おかえりを言わせてね、モノノベ」
穏やかな日々にたどり着くために、今、この時を駆け抜けて――！
アンリミテッド学園バトルアクション、堂々の本編クライマックス！
内容説明
全ての生命を否定し、他世界そのものを喰らう闇と化した怪物―アンゴルモア。悠たちの前に現れたその姿は、リヴァイアサン、バジリスク、フレスベルグといった、これまで彼らが倒してきた敵を取り込んだものだった。学園長シャルロットの鼓舞による全人類からの支えを受けて、アンゴルモアを迎え撃つイリスたちブリュンヒルデ教室のメンバー。死の化身たる巨竜に挑む少女たちの姿は、まるで神話の戦乙女のごとく、何よりも凛々しく、そして美しく―。「絶対に…おかえりを言わせてね、モノノベ」穏やかな日々にたどり着くために、今、この時を駆け抜けて―！アンリミテッド学園バトルアクション、堂々の本編クライマックス！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
これまで彼らが倒してきた敵を取り込み、全ての生命を否定して他世界そのものを喰らう闇と化した怪物アンゴルモア。死の化身たる巨竜に悠や少女たちが挑む第十五弾。学園長シャルロットの鼓舞による全人類からの支えを受けて、ロキ少佐や少女たちとも力を合わせて挑んだ総力戦。最後の戦いに向けた展開は少女たちそれぞれにきちんと見せ場があって、激闘だったわりには最後ちょっとしたオチもついて、読み始めた頃は正直ここまで長くなるとは思いませんでしたけど、みんなが笑い合えるいい感じにまとまった結末でした。短編集にも期待しています。 2017/11/27
真白優樹
10
世界そのものを喰らう亡霊の怪物へと、全ての力を重ねて立ち向かう今巻。―――あの穏やかな日々に帰る為、今自分に出来る全ての力を。言葉通りの偽りない本当の最終決戦。命を否定する怪物へと、少女達が命の輝きを見せつけ、少年が竜としての力を全力で放出し、自らを異形に変えて立ち向かう。文字通り世界規模での最終決戦、皆の力を合わせ、誰か1人でも欠けていれば勝敗が見えなかった決戦。乗り越えた先の世界に不穏の欠片は舞い踊るも、この時だけは平穏な日常を。世界を救った竜と眷属の乙女達の未来とは。 次巻も早く読みたいものである。2017/11/06
ダイ
6
今回で遂に本編が完結しました。アンゴルモアとの最終決戦だったので殆ど戦闘でしたが、メンバーそれぞれに見せ場が合ったと思います。また、ヒロイン達だけではなくロキ少佐やシャルロット学園長などの手助けも良かったですね。あと、危険な雰囲気が出ていたイリスやヴリトラも無事でしたので、完璧なハッピーエンドで安心しました。それと恋愛の方は曖昧なままでしたが、個人的にはイリスが特に大事な存在なんだと感じましたね。この巻で物語は完結しましたが、特典小説を集めたものに書き下ろしを加えた1冊が出るみたいなのでそれも楽しみです。2017/11/03
velikiy99
4
今回で完結になるらしい．モブキャラがことあるごとに活躍していた回．バトル要素についてはひとまず決着ということだが，残されたDの能力とか，人間世界の動向なんかを考えると，今後も決して安泰というわけではなさそうな気がする．恋愛要素については一応次回までおあずけ? フィリルの力で全員娶るENDになるんでしょうか．2017/11/02
彼方
4
全ての生命を否定し世界を喰らう闇と化した怪物ーーアンゴルモアとの決着が描かれるシリーズクライマックスの第15巻。それぞれの家族の描写があったり八つ首に立ち向かっていく時のヒロインとの約束などベタだなぁと思いつつもその分燃えて最後まで安定した展開でした。ロキ少佐渾身のサポートやヴリトラ、シャルも相棒として大活躍で皆に出番があって正に最終決戦な感じで。これまで激闘の連続だったからこそ終章の穏やかさには癒されますね。実質ハーレムENDですけど悠に何かしら明言はしてほしく思いつつ、次巻の番外編も楽しみにしてます。2017/11/02
