講談社ラノベ文庫<br> ありえない青と、終わらない春

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講談社ラノベ文庫
ありえない青と、終わらない春

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784063815986
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

桜舞う四月に、石崎海が出会ったひと、前田きらら……いつもクラスの中心で、華やかなものすべてに包まれているかのようなとびきりの美少女。しかし彼女には“秘密”と“枷”と“婚約者”がいた――偶然からきららと一緒にいるようになった海は、ほどなく秘密を打ち明けられる――「私は決死の覚悟で、この時間に戻ってきたの……あの時選択しなかった運命を、選択するために――」戸惑いつつも彼女の真の願いを理解したその時、海はきららを好きになっていた……叶わないことを知りながら、人生で初めて、大好きなひとのために全力を尽くそうとする海。ありえない青空の下、終わらない春をめざす二人の物語が始まった。鮮やかな季節を瑞々しい感性で描く青春譚登場!

内容説明

桜舞う四月に、石崎海が出会ったひと、前田きらら…いつもクラスの中心で、華やかなものすべてに包まれているかのようなとびきりの美少女。しかし彼女には“秘密”と“枷”と“婚約者”がいた―偶然からきららと一緒にいるようになった海は、ほどなく秘密を打ち明けられる―「私は決死の覚悟で、この時間に戻ってきたの…あの時選択しなかった運命を、選択するために―」戸惑いつつも彼女の真の願いを理解したその時、海はきららを好きになっていた…叶わないことを知りながら、人生で初めて、大好きなひとのために全力を尽くそうとする海。ありえない青空の下、終わらない春をめざす二人の物語が始まった。鮮やかな季節を瑞々しい感性で描く青春譚登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

42
選択しなかった運命を選択するために未来から戻ってきたという少女・前田きららと出会った石崎海。戸惑いながらも真っ直ぐな彼女に惹かれてゆく物語。令嬢としてすでに敷かれているレールを歩むだけのきららの人生。イケメンで優秀な婚約者の存在。一緒にいるうちに想いを自覚してゆく一方で、突きつけられる容易には叶わない現実。二人の想いに焦点を当てるシンプルな構図にしたことで、その分周囲の人物描写があっさりとしていた感はありましたが、逡巡を乗り越えて未来を一緒に切り開いた二人のこれからを応援したくなる爽やかな青春小説でした。2017/06/02

かんけー

34
「私、未来からタイムリープしてきたの!」と躊躇なく?電波な事を言ってしまうきららにメロメロ(^_^;)彼女の行動、発言に主人公?海と読者は翻弄されっぱなし。この台詞を否定したり肯定したりと?きららは意味深に微笑む♪至かも随所で気になる発言もしていて?我が儘は女の子の特権よ?と言わんばかりの(^.^)きららだが、裏の真実は海の想像を絶する酷さで。自身の運命に抗おうと必死に海を求めるきらら...。展開的にはベタ!でも海ときららの言ってる事はど直球の正論♪卓也の設定がトンデモwだけど、彼の生い立ちを鑑みるに?→2017/06/06

そのぼん

23
高校生をやり直すためにタイムマシンに乗って今の世界にやってきたという内容の主張をする少女と、極々普通の少年とが出会ったことから発展していくお話…といったかんじでしたが、これはダメでした。なんだか登場人物の誰にも共感できませんでした。残念です。 2018/05/07

まるぼろ

20
迷子の柴犬を保護した石崎海はその飼い主でクラスメイトの前田きららと話すような仲になるが、きららにはある秘密と枷があり…と言うお話。きららが本当にタイムリープして来たのかは置いておくとして、きららと卓也の家の事情とか色々と引っ掛かる所と言うか腑に落ちない面も有りましたが、総じて言えば良かったかな…とは思いました。海にしろきららにしろ、それと卓也にしても自分が安心という所から外れる恐怖と向き合えるかどうかと言う話だったんじゃないかな、と。終わり読めれば…な結末だったんで何よりでした。次回作にも期待です。2017/06/25

キリル

19
表紙がきれいで気になって購入。現実と理想のギャップに揺れる中、恋とは何かを探していく二人の青春っぽい甘く初々しい感じが伝わり、全体としてもうまくまとまっていると思います。全体がラブストーリーで甘い中、きららの背後にある問題がほどよいシリアス感を提供してくれます。ただ、きららの問題はもう少し時間をかけるかと思ったら最後にさらっと解決させたりとちょっと底が浅いと感じる部分もありました。2017/07/04

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