講談社ラノベ文庫<br> 紙透トオルの汚れなき世界

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講談社ラノベ文庫
紙透トオルの汚れなき世界

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784063814880
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この世界を壊して、汚れのない世界を作る--それが私のネガイ

「ちょっと世界を滅ぼしに行ってくる」
そういってヒートテッ……いや魔装服に身を包んだ兄を送り出して数時間後。
俺、里谷リトは奇妙な少女と出会う。
少女の名は紙透トオル。差別と偏見に満ちたこの世界を作り替えようとしている少女だ。そんなバカなと笑う俺に、彼女はその『奇源』と呼ばれる超能力を見せてくれた。
そして世界を変えることのできる『夢の木』という親木が、この街のどこかにあるらしい。俺は彼女の願いを叶えてあげたいのか、それともいったいどうしたら……!?
恋と未熟とちょっぴり不思議が交差する第4回ラノベ文庫新人賞大賞受賞作品!

内容説明

「ちょっと世界を滅ぼしに行ってくる」そういってヒートテッ…いや魔装服に身を包んだ兄を送り数時間後。いろいろ心理的ダメージを受けた俺、里谷リトは奇妙な少女と出会う。少女の名は紙透トオル。彼女は差別と偏見に満ちたこの世界を作り替えようとしている少女だ。そんなバカなと笑う俺に、彼女は『奇源』と呼ばれる超能力を見せてくれた。そして世界を変えることのできる『夢の木』という神木が、この街のどこかにあるらしい。確かにこの世界は汚れているかもしれない。でも本当にそれでいいのか?俺は彼女の願いを叶えてあげたいのか、それともいったいどうしたら…!?恋と未熟と不思議が交差する第4回ラノベ文庫新人賞大賞受賞作品!

著者等紹介

石川ノボロヲ[イシカワノボロオ]
昭和61年生まれ。第4回講談社ラノベ文庫新人賞“大賞”受賞者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

28
夢を叶えてくれる「夢の木」と超能者「継人」が密かに存在する世界。やさぐれたくなるような出来事に立て続けに遭遇した里谷リトが、差別と偏見に満ちた世界を変えようとする少女・紙透トオルと出会う物語。トオルら変革委員会の意図を阻止しようとする生徒会に巻き込まれたリトという構図、好きな女の子・小夜子への想いとトオルを救いたいと思う気持ちで揺れるリトを中心に描かれる人間模様は、やや錯綜気味ながらも相手を想う気持ちが感じられて、最後は良かったなと思える結末でした。次巻も構想あるようなので今後の展開を楽しみにしています。2015/10/02

真白優樹

15
超能力と呼ばれる力を持った者達と少年が出会い始まる物語。・・・読み終わった後にここまで不思議な感情を抱いたのは初めてである、だがそれがいい。全体的には超能力の悪用な方面にはいかず淡い雰囲気であり複雑に絡み合った人間関係もちゃんとした思いやりが伝わってくることもあってか非常に読みやすいと思う。・・というかこういう主人公って見たことがないタイプなのかもしれない。打算的な部分を感じる前に本気で、天然でああいう行動をとっているからこそ人は惹かれるのだろう。・・・「ヒロイン」なのも納得である。 次巻も楽しみである。2015/10/03

かんけー

13
2巻から先に読んじゃったので?1巻を本屋さんで探して積読にしといて少し忘れてて(笑)思いだした様に読み始めた?成る程、リトと小夜子ちゃんの関係はよ~~く解った(^.^)異能物?らしいが、その必然性は果たしてトオルちゃんや香織ちゃんのいじめを理由に?世界を変革するとかしないとか大袈裟に話を拡げた割に夢の木と云う設定だけで?人物配置とか何かに似てるな~?と思ったら今、夏アニメでやってるkEyヴィジュアルアーツの「Rewrite」にそっくりで。まぁ、世界設定とかは別物だけど同じような異能物だ。男子一人に女子→2016/09/06

サエズリ割津

13
超能力+家族再生+ラブコメでした。なかなか面白かった。コミュ力の高いオタク系主人公リトが強力な超能力をもつ紙透トオルと出会い始まる話。トオルも十分かわいいのだけれど、心を読む能力者の小夜子ちゃんが断トツでかわいらしい。登場する女の子キャラが濃すぎないのがとても好印象。イラストもよかった。次巻は小夜子ちゃんメインの話のようなので是非続巻出てほしい。2015/10/04

しぇん

12
異能力ありのセカイ系の雰囲気を感じるラブコメかと思いましたが、主人公が天然気味な人たらしの能力で世界の危機を解決していくお話だったような。男、女、オタク、ぼっち関係なくたらしこんでいく主人公の人たらしの能力こそ異能なんじゃ……?とも思ったり。タイトルのヒロインより心を読むちょっと面倒系なヒロインの小夜子さんの方が好みだったのですが、次巻のタイトルも小夜子さんになるみたいなので買ってみようかなと思います。2015/10/04

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