講談社ラノベ文庫 グリモアコートの乙女たち

雨木 シュウスケ【著】

講談社（2015/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 317p／高さ 15cm
• 商品コード 9784063814682
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

「織音さんのためなら、わたしは何でもします」

グリモアコート――日本で誕生した、西洋の魔女から独立した存在である大和魔女のみが着用することができる最高峰の万能魔法具だ。常夜坂女学院は、大和魔女の素質がある少女が集まる学院である。眩星織音は、とある目的のため、この学院に男であることを隠して入学することになった。だが、ともに入学するはずだった姉の綾音が、急遽来られなくなってしまう。女生徒たちの中で、時には女子の制服を着て日常生活を送り、時には黒衣のグリモアコートに身を包んで調査を行う織音。しかし、クラスメートの少女・千輪環に、男であることがバレてしまう。幸い、環の協力を得られることになった織音は、学年で一番の大和魔女・若宮の座を目指すが……!?

内容説明

グリモアコート―日本で誕生した、西洋の魔女から独立した存在である大和魔女のみが着用することができる最高峰の万能魔法具だ。常夜坂女学院は、大和魔女の素質がある少女が集まる学院である。眩星織音は、とある目的のため、この学院に男であることを隠して入学することになった。だが、ともに入学するはずだった姉の綾音が、急遽来られなくなってしまう。女生徒たちの中で、時には女子の制服を着て日常生活を送り、時には黒衣のグリモアコートに身を包んで調査を行う織音。しかし、クラスメートの少女・千輪環に、男であることがバレてしまう。幸い、環の協力を得られることになった織音は、学年で一番の大和魔女・若宮の座を目指すが…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[METHIE]

タイトルと男子が女子校に潜入と言う奴で、色物扱いされそうだか実は復讐譚で日本独自の進化を遂げた大和魔女と他の魔法使いとの真っ当なバトル物だったりする。御色気が一切無いくらいの硬派である。

2015/06/05

[晦夢]

大和魔女のみが着用できる万能の魔法具グリモアコート。その素質がある少女たちを集めた学院に織音は男であることを隠して入学することになる。女装。いや違和感なさすぎ。可愛いまで。主人公の優しい面と、激しい面を持った性格結構好き。お前絶対レz（ry　みたいなの多いなw　流石は女子校か。姉ちゃんがすげえ可愛いから早く登場願いたい。色々と秘密にすることが多い織音だが、少しずつ秘密の共有も増えてきてどうなるのか、次巻も楽しみ。

2015/06/06

[真白優樹]

日本のみの魔法使いを育成する学園に潜入した少年が上を目指していく物語。・・・環が微妙に某真咲に見えるがそれは秘密。全体的には中々に面白く、独創性あふれる魔法の設定が中々にいい味を出しておりまたヒロインも魅力的とあって魅力的な物語へと仕上がっている。・・・謎や敵もはっきりとしているし主人公の力にもいつか対応できない場合が来そうなところも面白く、この先の展開をとても楽しみにさせる。・・・目指す場所にはたどり着いたが果たしてこの先はどうなるのか。復讐はなるのだろうか。 次巻も非常に楽しみである。

2015/06/03

[薄荷飴]

女装して女子校に潜入するよくある感じのあらすじですが、実際のところよく練られていて楽しく読めたと思います。バトルシーンがいささか地味っぽく感じましたが、一巻にしていきなり派手にやられると先が不安になるだけなのでこれくらいがいいのでしょうか。ヒロインとの交流もしっかり描かれていますが、恋愛的な感じはほとんどなく、友情に重きを置いているようなのでこれは意外に思いました。今後しばらく追ってみようと思います

2015/07/30

[オオトリちゃん]

戦国時代から続く魔法技術で発展を遂げた日本が舞台だと魅力的なifのSF的歴史観が後書きにあるんだけど、何と作中ではさらっと流してしまっているのだよな(汗 それをまず本編で序盤からゆっくり説明しましょうよ！固有名詞連発の意味不明な魔法の説明とか、女装主人公が乙女の園でクラスの代表を目指すお姉様展開とかそれは導入部の一巻でやる事ではないと思うのだよね。色々描きたいのは理解できるが取捨選択を考えて欲しい。今日の我々の社会と何が違うのか？まずは世界観を提示してもらいたい。そういうのが分からないと物語に入り込めない

2015/06/09