講談社ラノベ文庫 魔法使いは超能力者を殺せるか―サイ＆ソーサリィ

安道 やすみち【著】

講談社（2015/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 303p／高さ 15cm
• 商品コード 9784063814224
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

魔法使いが術を発動するには１～１０秒に対して超能力者は０．２秒。魔術と力が混沌とする世界で、生き残るのはどっちだ！？

羽村香那佳（はむらかなか）は「事故」のおかげで２ヶ月遅れで箕和自由学院に入学することになった。己の欲望のために超能力を発動し、世界に呪素を撒き散らす超能力者がこの学院にもいるらしい……。
香那佳は密命を帯びて、【精霊強化付与師（エレメントエンハンサー）】の赤月蒼真とともに調査を開始するが、【念動（サイコキネシス）】、【透視（クレヤボヤンス）】、【精神感応（テレパシー）】を駆使する超能力者たちが、ついに平和な学院でその牙を剥いた。
超能力者の圧倒的な力の前に次々と倒れる仲間たちを前に香那佳の魔神召喚が炸裂する！　
魔術と力が混沌とする世界で、生き残るのは魔法使いか果たして超能力者か！？

内容説明

魔法使いが術を発動するは１０秒。それに対して超能力者は０．２秒。羽村香那佳は「事故」のおかげで２ヶ月遅れで箕和自由学院に入学することになった。己の欲望のために超能力を発動し、世界に呪素を撒き散らす超能力者がこの学院にもいるらしい…。香那佳は密命を帯びて、“精霊強化付与師”の赤月蒼真とともに調査を開始するが“念動”、“透視”、“精神感応”を駆使する超能力者たちが、ついに平和な学院でその牙を剥いた。超能力者の圧倒的な力の前に次々と倒れる仲間たちを前に香那佳の悪魔召喚が炸裂する！魔術と力が混沌とする世界で、生き残るのは果たして魔法使いか超能力者か！？

著者等紹介

安道やすみち［アンドウヤスミチ］
鳥取県出身。２００８年にＴＲＰＧルールブックでゲームデザイナーデビューし、２０１４年には作家デビュー。その他、ゲームシナリオ執筆などで活動している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[晦夢]

魔法使いと超能力者がいる世界で呪素を撒き散らす超能力者に立ち向かう魔法使いたちがいた。タイトルの魔法使いと超能力者の差である力を発動する時間がそれほど生かされてなかったように思った。基本的には面白かったのだが、この話の醍醐味である魔法使いと超能力者の差異をもうちょっとわかりやすく見たかった。こういう話で女の子が主人公って割りと珍しいんじゃないかな、新鮮でよかった。

2015/07/14

[彼方]

能力を使うたびに人に危害を及ぼす呪素を生み出す超能力者、それに敵対する魔法使いの戦いを描く能力バトルもの。タイトルやあらすじ的に多対多の死闘系かと思いきや、割と考えなしに理想を語る女の子・香那佳が主人公の学園異能バトルでしたね…いきなり梯子を外されるとは…。王道にしても話の行間が足りなく思えて、友達のピンチや仲間の脱落も親交浅いので、主人公ほど感情移入出来ず…そのまま最後まで魅力が感じられなかったかな…。香那佳や先輩の悲惨な過去、魔法使いになった経緯や関係は良かったものの…何かハマれない作品でした。

2022/02/04

[HANA]

超能力者と魔法使いの戦いの話。主人公は魔法使い。設定が結構面白いのでサクッと読めた。途中の疑心暗鬼からの持ち直しも良い感じ。蒼真が今後どうなっていくかが楽しみ。にしてもこの世界は随分超能力者が強いんだね。完全に逆だと思ってた。

2015/02/24

[カンナミ🐱🐷]

超能力者vs魔法使いに興味を惹かれて読んだ。設定は面白いとは思うのだけれど、ちょっと堅苦しい感じだった。主人公香那佳の性格があまり馴染めず、女性キャラのしゃべり方はまだしも蒼真の語尾は微妙。次は違う作品で出会いたい。ちなみに自分は超能力者側に入りたいです(笑)

2015/07/07

[名前決めるのめんどくさい]

物語の本筋に必要ない話が多い気がしました。そのせいで物語があっちこっちいってなんだかなあという感じ。幼馴染絶対に要らないでしょうこれ…。 また、魔法使いの詠唱時間を超能力者が突かないためにバトルがあまり迫力なくご都合感満載に。ううむ、設定は面白いと思ったんだけどなあ…

2016/04/07