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出版社内容情報
秘められた人工心臓をめぐる腹違いの姉弟の再生の物語、ついにクライマックス!!
世界で最も完成に近い“光の飛ぶ”人工心臓――。
自らがその開発者であったオルガは、奇跡の臓器への
執着にまみれたレージドールの銃弾に撃ち抜かれてしまう。
なんとかオルガの一命をとりとめたシマ。そんなシマに、
オルガの腹違いの弟・ニトが打ち明けた姉弟の過去と、
オルガへの真実の思いとは……!?
妬みや憎しみの先にある希望と再生の物語、ついにクライマックス!!
世界で最も完成に近い“光の飛ぶ”人工心臓――。自らがその開発者であったオルガは、奇跡の臓器への執着にまみれたレージドールの銃弾に撃ち抜かれてしまう。なんとかオルガの一命をとりとめたシマ。そんなシマに、オルガの腹違いの弟・ニトが打ち明けた姉弟の過去と、オルガへの真実の思いとは……!? 妬みや憎しみの先にある希望と再生の物語、ついにクライマックス!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絹恵
29
姉と弟で完成していた世界に、他者が介入することで崩壊はしたけれど、再構築した世界はきっと涙にも耐えうると思います。信じられる人に出逢ったとき、心は強くも弱くもなるけれど、それ以上にたくさんの感情を教えてもらえます。だからこそ傷つけたい/傷つけたくないのあいだで揺れてしまうけれど、大切にしたいものがわかっている、それだけで幸せでした。2015/09/19
chi.
16
オルガの中にあった人工心臓をニトへ。ニトの中にあったオルガの心臓はオルガへ返すことに。人工心臓に囚われた教授は記憶を無くせたかな。ニトを救うためにオルガと父親が向き合えた。資料ささっと読んじゃう父親意外とお茶目…?(ペロッて) 全員が救われるハッピーエンドでよかった!2016/08/01
U
12
何もかも責任感皆無なこの父親が悪い……!!!と腹立ちつつハッピーエンドで本当によかった。泣いた……。マナが大切な言葉だから、っていうシーンが好きです。和解はしてるけど結局オルガは親に愛されなかった事実は消えてないし、今も心にくすぶっている気はするけど、その痛みを上回るやさしい愛情を見つけたんだなあと思うとホッとする。よるべない子どもたちと子どもの心を持つ大人、みたいなお話でした。しかし矢印はそういったか……。2017/05/10
幸音
9
姉弟と人工心臓をめぐる物語、完結。ニトがフラグ立てるから心配したけど、シマのあの言い方も紛らわしい。オルガが父親を詰りながら「もっと傷つけたい」と思っているシーンが印象的だった。長い間父親と確執があったのに、あそこまで打ち解けると言うか、普通の親子として会話してるのは早いと思ったけど、最終巻なら仕方ないのかなぁ。眠っている間のニトに語りかけていたのは何だったんだろう。歪んだ姉弟の関係に惹かれて読んでいたので、このラストはなんだかよくあるようなラストになってしまった感じがしてあんまり好みじゃなかったかも。2015/09/16
MamaxKoko
8
人工心臓をめぐる物語。誰も死ななくて良かったし、オルガの心の叫びを目の当たりにして長かった父と和解ができて良かった。残念なのは皆前へ進めたけど、オルガとニトの偏愛、執着もなくなってしまったことかな。2015/09/22
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