ＫＣｘ ＡＲＩＡ スリーピングビューティー 〈３〉

堂本奈央

講談社（2014/10発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784063807165
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

永嗣…殺そうか。あいつに全部被ってもらって。２人の王子、どちらかが殺人犯！？　ジェットコースター・ラブサスペンス最終巻！

エリカと咲（雪）が巻き込まれた、３年前の事件の真犯人――裕也と宗一郎。事件の真相の発覚を恐れたふたりは、永嗣に全ての罪を被せ、殺害することを画策する。一方、宗一郎の嘘で、３年前の事件の犯人が永嗣だと思い込んでしまった雪は、全てを操る宗一郎の手中に落ちてしまい――！？　雪が記憶を取り戻した時、その瞳に映るのは…悪夢なのか！？

雪が記憶を失う直前に巻き込まれた殺人事件。その真犯人は裕也と宗一郎だった！　当時の仲間が次々と命を落としていくことに恐怖を覚えたふたりは、永嗣に全ての罪をなすりつけ殺害する計画を立てる。一方、宗一郎の嘘で永嗣を３年前の事件の犯人だと誤解した雪は、宗一郎に連れ去られてしまう。なぜ裕也たちは３年前にエリカを殺害したのか、今裕也の仲間たちを殺している犯人は誰なのか、すべての謎は失われた雪の記憶の中に！

【著者紹介】
『ウブかわ　初めての彼』『コスプレ刑事』などを代表作に持つ。
今回はこれまで描いてきたラブコメではなく、新境地となるラブサスペンスに挑んでいる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ako]

最終巻。裕也に芽生えた黒い感情。それを増幅させ心を操りゲームにした宗。安住と小野は何故加担したんだろう？　人を駒扱いして感情を弄んだ宗が悪いのはもちろんだけど、3年も永嗣と親友のふりをしてエリカを探してるふりをしていた裕也も気持ち悪い。永嗣と咲が幸せになれますように。

2015/09/25

[めいめい]

レンタル。いろいろな思いが交錯して起きた事件だったが、咲のブレスレットを永嗣が持っていたのはなぜか、とか、掘り起こして骨をきれいに並べた人だとか、すっきりしないところもあった。死人に口無しな感じでいいのかな、な終わり方ではあった。

2015/04/03

[Boochan]

初めての作者さん。こちらでの感想を読んだ後に読了。確かに動機が薄く、感情移入できないままアレコレ起きて終わりって感じだった。唯一お兄さんの感情、行動には共感できる部分があったかな。2巻までの先が見えないミステリアスな雰囲気は好きでした。

2014/12/20

[teko]

うーん、駆け足で終わってしまった…登場人物達がなぜその凶行に及んだのか、完璧には納得できず。咲(雪)の心情もイマイチ。序盤から説明不足というか、表現不足というか惰性で読んだ感じ。

2014/12/19

[蜜葉]

変に捕まるよりは全員消える方が後味いいけど、なんだかなー。良い人が理不尽に殺されたり罪を重ねて、悪い人が何も反省せずに死ぬのはあんまり好きじゃない。

2015/07/17