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出版社内容情報
引きこもりの魔法使い×意地っ張り妖精のじれったいラブファンタジー開幕!
森の奥深く、霧に包まれた塔で、引きこもって暮らす魔法使い・ネーベルハウト。彼はある日、見世物にされていた美しい妖精と出会い、無理やり自分のもとへと連れ去ってくる。妖精に『シュティ』と名付け、自分を主と呼ぶように命じるネーベルだが、シュティはまったく心を開かない。しかし不器用なネーベルの優しさに触れるうちに、少しずつ2人の距離は縮まってゆき…? 偏屈魔法使いと、意地っ張り妖精のラブファンタジー開幕!
孤独な魔法使い・ネーベルハウトと、美しい妖精・シュティ。2人はともに暮らすうちに、お互いに惹かれ合ってゆく。しかしネーベルハウトは、過去の苦い記憶から、再び“大切なもの”を作ることを恐れていた―――。果たして2人の恋の結末は…?
【著者紹介】
2006年『アメふるよるに』 (「ZEBEL」vol.4)でデビュー。
代表作は、ARIAで連載していた『ジャウハラ幻夜』や、
『セーブル・ プリンス』 (マッグガーデン刊)など。
その美しいイラスト、独特のファンタジックな世界観には
多くのファンがついている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぶり
25
可愛い~(*´∇`*)不器用なネーベルと、恋に落ちてからは献身的で健気なシュティ。陰鬱で暗い人は、自分をさらけ出し突き放されるのが怖く傷付きたくないから相手と一定の距離を保ったり、先に突き放したりしてしまう。自分の殻に閉じこもっていれば傷付くことはないけど、変わることもできない。ネーベルの周りの皆が明るくて引っ張ってくれる暖かい人たちばかりだったから、ネーベルは救われたんですね(^^)そして最後に!ちょっと!ケルツェの本当の姿(?)にずきゅーん!たまらん可愛さじゃないか!いちいちツボついてきますな(笑)2014/05/17
ぱんなこった
9
引き続きふんわりファンタジー、完結巻。ここにきてイチャコラしてくれて癒されるがラブのみならず物語にややシリアスな展開が入り緩急や盛り上がりがある。欲を言えばケルツェの関わりや師匠にまつわる過去エピソードをちゃんと挟んで書いて欲しかった、それによって深味と愛着が増すはず…良く言えば読者の想像に任せる形。個人的には物凄く好みな漫画だけについ辛めの感想にしてしまうけど、本当好みの作風で出会えて良かった作品。既巻は探して読みますとも!2015/04/07
幸音
7
銀色の花をプレゼントしたり、ネーベルハウトの髪を編むシュティも可愛いけど、キスの後照れくさくて赤面したり、デートに誘うネーベルハウトが最初の頃を思うと表情豊かになってきて可愛すぎる。自分の羽を燃やすシュティは大胆さも兼ね備えていたとは。眼鏡姿のケルツェも新鮮。両想いになったのに突き放したネーベルハウトに驚いたけど、再び出会って約束をして、めでたしめでたし。予想以上にあっさりとした読後感なので物足りないけど、新婚さんな2人をもっと見たかったな。2014/07/11
ザネ
6
おとぎ話のようなこの上ないハッピーエンドで大満足です。恋に疎かったはずのシュティですが、ひとたび自覚するやネーベルにべったりで案外積極的なのが可愛かった。ケルツェもご主人様思いのいい子でうちにも欲しいなぁと思いました。妖精と魔法使いの新婚さん、末永くお幸せにー!2014/05/11
MamaxKoko
6
最後の幕引きまでおとぎ話のようで上下巻あわせての購入がおすすめ。お互い顔を真っ赤にしている新婚のような二人のその後をもっと読みたかった。2014/05/11