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出版社内容情報
ケヤキの木の精であるほおずきに恋してる、その子孫の一歩。二人の運命は130年前に行方不明になったほおずきの夫・天馬が握る!!
星河町に住む、樹齢1200年のケヤキの木の精であるほおずきはこの町最後の木霊(こだま)。人間である天馬もとに嫁いだほおずきは、天馬が行方不明になってからもずっとこの地に住んでいる。そんな祖先のほおずきに幼いころから恋してる一歩は成長するにつれ、天馬にそっくりになってくる。募る一歩の想いに抗いきれないほおずきは、一度は突き放すものの、その熱い想いに揺れ動く。二人の運命はどうやら" 天馬" の存在が鍵を握るようだが!?
星河町に住む、樹齢1200年のケヤキの木の精であるほおずきはこの町最後の木霊(こだま)。人間である天馬もとに嫁いだほおずきは、天馬が行方不明になってからもずっとこの地に住んでいる。そんな祖先のほおずきに幼いころから恋してる一歩は成長するにつれ、天馬にそっくりになってくる。ほおずきは一度は突き放すものの、その熱い想いに揺れ動く。二人の運命はどうやら" 天馬" の存在が鍵を握るようだが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
23
130年経ってようやく気持ちを「起こし」た2014/07/22
どんぶり
23
素晴らしい~好きだ。前巻からだいぶ間が空いて読んだけど、終わりが未だ記憶に残っていた作品。主人公の「一歩(かずほ)」は先祖であるケヤキの木の精霊「ほおずき」に恋をしている。しかし、ほおずきは夫である天馬を想い続け130年も生きてきたため、一歩の想いが通じることはなく…。今巻でほおずきが徐々に一歩に惹かれ始める。が、二人の間には未亡人(になるのかな?)であるほおずきの想いの他に、先祖と子孫の血の繋がりが邪魔をしていた。ほおずきは一歩への気持ちを押し殺すことを選び、一歩もこの地から離れ距離を置くことを選ぶ。2013/10/24
IENEKO
17
2巻は駆け足で終わっちゃった。でもあまり長引かせても「ほおずき・一歩・天馬」と「ほおずき・一歩・望音」のW三角関係話でドロドロしそうだから、あっさりした方がいいのかな。130年の想いを成就させたほおずきの笑顔にほっとする。この話に限らず「~まででいいから」と条件付きで付き合い始めようとする人が好きになれない。そもそも「~まで」の条件が満たされたときに綺麗に身を引けるような人なら、そんな付き合い方をしないと思うし。やさしい描かれ方だけど、気の毒なくらい望音は嫌な役回り。2巻並べると表紙がとても素敵です。2012/08/13
蒼吉@読メ再開しました
14
【借本】一歩が、どうしてこうなったってくらい、かっこよくなっていて、驚きだわ。しかし、本当に急展開だなぁ。結末的には、こうなるしかないってわかってはいたけれども。130年の孤独っていうのが、どんなのかをわからないけれど、でも、幸せだったという笑顔のほおずきにときめきます。2012/09/23
めぇにち
12
鈴木女史の作品の中では、ちょっと異質な感じがしたお話。それが嫌なわけではなく、むしろ好きで最終回なんて涙腺が緩みまくった。ただ本来ならもう1冊分くらいあってもおかしくない物語だと思うので、ちょっと勿体無いな、とも思う。でもハッピーエンドで良かった。2012/08/08
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