ＫＣｘ ＩＴＡＮ まつるかみ 〈１〉

群青

講談社（2011/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 160p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063805420
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

両親を亡くした兄妹が出会った、口が悪くて態度もデカイ“オレ様氏神”！兄妹の運命を任せるって本気！？

両親を亡くした喜市とかのこの兄妹。親類の鳥羽家を頼って、遠い田舎までやってきた。その鳥羽家を守り続けて１５０年の氏神“トバ様”は、たいそう毒舌で態度の悪く、でも心が弱いヤちょっと面倒な神様。この神様が、鳥羽家の跡継ぎに喜市を指名！？　兄妹の運命が１８０度変わってしまうかも？　ハートフルなファンタジーに定評のある群青が描く、「オレ様な氏神のいる田舎暮らし」！

交通事故で両親を亡くし、失意の兄妹、喜市とかのこ。遠い親戚・鳥羽家を頼って田舎に引っ越した二人を待っていたのは、なぜかべらんめえな言葉を操る氏神のトバ様。いきなり「鳥羽家の跡取りになれ」と命令され、混乱する二人。特に幼いかのこは、まだ両親の死を受け入れられる状況になく…。かのこは彼女の悲しみを“狙う”あやかしに出くわしてしまいピンチ！喜市は跡取りになるから妹を助けてくれとトバ様に迫り！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

なんかキャラデザが神様はじめましたっぽいなーとか思ったり。

2013/04/13

[玉響]

電子書籍無料版にて読了。ある日事故で両親を亡くした兄妹のきーちとかのこは氏神のトバ様によって、鳥羽家の跡取りとして鳥羽家に迎え入れられる。トバ様は大切な友を亡くして、今までずっと独りで生きてきて寂しかったのかな。独りの孤独はどれほどのものだろう。きーちとかのこがやって来た事によって少しでも寂しさを忘れ、楽しく過ごせるといい。たくさんの人間が神様や妖たちに関わっていく中で、人間には人間の、妖には妖の生活があるけれど、交わり、時にはほつれながらもたくさんの出会いと別れを繰り返し、共に過ごしていくのでしょう。

2015/06/18

[ハル]

【電子書籍1巻無料】最近よくある「神様もの」かと思ったら、なんか雰囲気が違う… 氏神様であるトバ様がやたらに子供だったり、主人公(兄)の性格とかに違和感を感じたり。 よくよく調べてみると『ITAN』という少女漫画系雑誌の連載なんですね、納得！ やっぱ少女漫画と少年漫画って描写がだいぶ違うよね… 雰囲気はよかったけど、どうしても似通った漫画である『夏目友人帳』と比べてしまうや(;´д｀)

2015/06/14

[あっちゃん]

鳥羽家を守るためにいる氏神・トバ様と両親を亡くして鳥羽家にやってきた兄妹のドタバタファンタジー。最初はトバ様のほうが大人に見えてかのこのほうが子どもに見えたけど、もう途中で逆転してた(笑)まだまだこれから深いことになりそうだから次巻にも期待です。

2013/10/12

[ぱんなこった]

絵は勢いあるしっかりした線で若干癖があるも爽快。全体的にメインキャラの状況飲み込みが早い所に加え、設定説明皆無で核心が後回しのため一巻では物語の方向が掴めない。前半でのトバ様の幼過ぎる態度には好みが別れるかも？。後半トバ様のすぎたツンデレがウザ可愛くも事情があり気で続きが気になる。カバー裏本体に素敵な一枚画有り！。個人的に一巻では狛犬の話しと白蛇と蝶の話しが好き。

2015/09/04