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工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
88
庭をテーマにした5つの短編集。助けたコガネムシの恩返し的な「5月の庭」はかなりシュール。しんみりと心の深い底を濡らしてくれた「ファトマの第四庭園」、賑やかな大家族のガーデンパーティを描く「地上はポケットの中の庭」、個人的に強く胸を打たれてしまった「ここはぼくの庭」・・これはねぇもう泣けてしまって仕方なかった。読む人によってはなんで?って思うかもだけど。あと最後の2作はいまいちピンとこなかったのだけど、それぞれ味わいの違う物語が、それぞれ目指す庭というひとつのテーマで繋がっていて、しみじみととても良かった。2013/04/22
Shimaneko
78
初夏の空気や匂いが紙面から立ち上るようなステキな短編集♡ 私はクモをよく逃がしてあげるんだけど、お礼参りに来られたら悪いけど速攻逃げるからね。2014/04/15
だんぼ
32
繊細で透明感のある澄んだ物語。2012/01/09
mt.gucti
29
うん。短編集としては少し好みの話ではないけれど、カバー裏の書き込みを見て、ファンになった(笑)。これくらい気合い入れて想い出語れるくらい描き込まれた作品が大好物です(´・ω・`)。2015/09/01
bluemint
28
庭がテーマの短編になぜか将棋の話が紛れ込む。好きな絵だ。シンプルで整理されていて、それでいて必要なことは全て描き込まれている。物語よりも心の機微をうまく表現していると思う。年が近いので、表題作の不機嫌なお父さんの気持ちはよくわかる。2019/06/29