ライバルＫＣ 紅の狼と足枷の羊 〈１〉

岸本聖史

講談社（2012/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 169p／高さ 18cm
• 商品コード 9784063802177
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

空に赤い月が浮かぶ時、人間の本性（狼）が牙を剥く！！　深紅の鎖で繋がれし少年と少女が異形を喰らう、戦慄の暗黒御伽噺！

本音が言えず、建前ばかりの弱気な少年・堂珍寺洋一。そんな洋一の前に、本音しか言えない謎の転校生・赤月彩夢が現れる。その転校生の少女は、なぜか洋一に関心を示すのだが…！？　１５年前に起きた航空機墜落事故、町で発生する謎の連続通り魔事件、そして不気味に浮かぶ赤い月――。すべての歯車が噛み合う時、人間の本性（狼）が牙を剥く戦慄の暗黒御伽噺の幕が開く！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うさつき]

このかたは、初読なのですが、滅茶苦茶頭がよくないですか？凄いです、世界観とか！

2012/06/30

[へな]

欲望が強すぎる人に見える赤い月。 その赤い月が見える人が狼になるんですね。 そして赤ずきんが羊と一緒になってその狼を喰らう物語。 設定は面白いと思いますし、異形の狼のデザインもすごくいいですけど 戦闘が始まってから、何がどうなってるのかちょっと分かりづらかったです。 惜しいなぁ。次巻以降面白くなるのに期待ですね～。

2013/09/21

[インドリ]

ブレイザードライブは読んでいないので、同作者の作品を読むのはサタン以来と久しぶり。サタンの時も感じた事として、世界観は練り込んであるんだけど、そのせいもあってか物語の導入部分が読みづらい・・・。といってもテーマは面白いし、本格的に話が動くのは次巻からなので期待。

2013/06/06

[カリウム]

連載１回目で相当印象に残ってた漫画。NARUTOの岸本先生のお兄さんらしい!?人間の心には、「建前(羊)」と「本音(狼)」がいて、欲望の狼が強すぎると赤い満月が見える。主人公・洋一は本音を隠しながら、豊かに妄想しつつ学生生活を送っていた。彼の前に、本音しかない少女・彩夢が現れる。彼女は狼を倒す「赤ずきん」、戦い続けるためには理性を保つ羊が必要で、洋一は彩夢の羊として振り回されて…。最初の狼のデザインが秀逸。グロい部分も多い、ダークファンタジー。主人公も強力な狼を持っているようで今後どう現れるか楽しみ♪

2013/01/10

[べんぜん。]

本音と建前、狼と羊。

2012/05/12