水木しげる漫画大全集 〈074〉 糞神島他

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水木しげる漫画大全集 〈074〉 糞神島他

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  • サイズ コミック判/ページ数 456p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784063775617
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

ハイクオリティかつ超ボリュームで完全再現! 水木しげる漫画大全集 第2期 35巻 責任監修:京極夏彦

<「水木しげる漫画大全集」とは?>
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成! 『水木しげる漫画大全集』第2期は超ボリュームの全35巻。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。

直木賞作家、野坂昭如と水木しげるの貴重な競演、「異色文芸シリーズ」を収録。とある島の奇妙な風習に翻弄されるエリート教員を描いた表題作「糞神島」など、「漫画アクション」掲載の奇想漫画20作品を結集。哀愁漂う人生模様を、独自のユーモアと風刺を交えて大人の娯楽を描き出す! ★解説「水木しげるの存在は唯一無二である。」野坂昭如(作家)

『水木しげる漫画大全集』074(1969-1977)、第2期、第3回配本。
★収録作品
<野坂昭如原作 異色文芸シリーズ>「マッチ売りの少女」「猥談指南」「貧乏おそそ」「ざこね」「当世ますらを団」「たらちねの巣」
「新しい旅路」「現代妖怪伝 とかげ」「糞神島」「アシスタント哀歌 黒い砂漠」「街の詩人たち」「霊魂泥棒」「親切鬼」「悪魔の使者」「刑事ヨタンボ 神のなる木」「イボ神さま」「一杯のコーヒーから」「輪入道」「ネッシーさま」「テレビジャック」
★資料編
★解説「水木しげるの存在は唯一無二である。」野坂昭如(作家)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」2-6号(通巻39号)
・今日の一言「まだハンバーガーを卒業してないわけだ!」
・監修者が訊く! 水木しげる“食”の思い出「好きなもの嫌いなもの 前編」
(ほか)

【著者紹介】
本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。
やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。
戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。
近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。
紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

48
もう一度追悼、水木しげる&野坂昭如。という事で、本書は野坂昭如原作の『異色文芸シリーズ』6篇からスタート。解説も野坂である。今この時期に読むに相応しい本であった。『異色文芸シリーズ』ではやはり『野坂昭如の本』に収録された『マッチ売りの少女』が群を抜いている。悲惨過ぎる女の一生。哀し過ぎてファンタジーの域になる典型である。そしてやはり表題作『糞神島』、本当に全編ウンコだらけの汚い話である。深いテーマがあるような気もするが、多分水木さんは、ゲラゲラニタニタ笑いながら描いたのではないだろうか?。一読の価値あり。2016/01/11

ホームズ

20
前半はあまり好みではなかった。色々面白い部分もあるけど、ちょっと成人向けな感じが微妙かな。後半は楽しんで読めた。2015/04/23

ぐうぐう

20
野坂昭如の小説を原作とした「異色文芸シリーズ」を含めた全集74巻。野坂のエロティックな作風と、水木のとぼけた画風はマッチしそうにないが、いざ読んでみると、猥雑な雰囲気が実にうまく表現されているのに驚いた。全集をここまで読み進めてきて思うのは、水木のジャンルを越境した懐の深さだ。水木に描けないものは、きっとない。2015/04/09

軍縮地球市民shinshin

6
双葉社の『週刊漫画アクション』に掲載された作品が中心になっている。水木の成人向け漫画は風刺がよく効いていて、かつ猥雑な雰囲気を醸し出す作品が多い。2015/04/11

本よみお

2
図書館にて。パラパラと。表題とタイトル気になったのを読んだ。『一杯のコーヒーから』がお気に入り。2024/04/23

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