出版社内容情報
人間の暗部を描き出した名作が、今よみがえる――! 冷たいメスのひかりと共に……。
生まれながらの醜い容姿のため、家族からもひどくあたられるひろみ。自分の境遇に耐えられず自殺を図るが、間一髪で天才医師・巌俊明に助け出され、初めて人の優しさにふれる。だが、巌は、ひろみの脳を利用して、人間の立ち入ることのできない神の領域に立ち入ろうとしていた……。
なかよし60周年記念版として、完全復刻!生まれながらの醜い容姿のため、家族からもひどくあたられるひろみ。自分の境遇に耐えられず自殺を図るが、間一髪で天才医師・巌俊明に助け出され、初めて人の優しさにふれる。だが、巌は、ひろみの脳を利用して、人間の立ち入ることのできない神の領域に立ち入ろうとしていた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
18
なかよし60周年復刻コミックス。ハートの中の犬のマークが懐かしい!高階良子先生の作品は小学生の時に読んで、「赤い沼」というかごめかごめの話が怖くて、トイレに行けなくなった記憶が~。なのにハマって結構読んだし、この本も昔にも読んだ記憶があります。容赦なく不細工なヒロインが、ハンサムな整形外科の医者の実験で…。大人になってから読んでも面白かったけど、今ならこのラストにはならないだろうな~。2015/07/04
うなぎ
14
読み友さん方から珍作と聞いて、ワクワクしながら読んだら本当にトンデモストーリーで( Д ) ゜ ゜ポンッと目玉が吹っ飛んだ。表題から、え?そいつと恋に落ちるんかとびっくりしたり。どの話もハリウッドC級のホラーやパニック映画として実写化したら観たいなぁ。トカゲ人間のお目目がピカピカ少女漫画だった。2021/04/10
ozoz
8
「いやぁーっ」と叫ぶひろみ。絵の構図から髪のうねり、服のピラピラ、写真集タイトルの「朝つゆのビーナス」。焼き付いてた幼少期の記憶と照合しつつ再感動。当時の衝撃が懐かしいを3周まわって我が身に刺さる。今読むと設定がおかしなところあるけれど、愛に飢えた人物描写は変わらないテーマ。鬼あざみの、納得できない結末と気持ちも当時のまま読了。2016/01/23
おかめいんこ
7
昔何度も読み直ししていた作品が復刻版として出てた~(^^♪やっぱり良いよな~2015/07/07
川栗鼠
4
懐かしくて、つい買ってしまいました。昔持ってました。何度も読んだ筈なのに、内容すっかり忘れてました。今読んでも面白かったです。サスペンスドラマ化できそう。2015/07/10
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