出版社内容情報
ガウ対「陰流」総帥シア・カーン、血を分けた親子の死闘が始まる! 闘士として圧倒的な強者にガウが打ち勝つすべは!?
「我が影技にかなう者なし」。無敗を誇る格闘術「クルダ流交殺法」の使い手ガウ・バン。彼は師であり姉でもあるエレ・ラグとともに、数多の強敵との出会いと別れを通じ「強さ」の意味を学んでゆく――。「陰流」総帥シア・カーン。ガウの実の父親であり、世界に混乱をもたらす元凶。その存在は、クルダ傭兵であるガウにとって倒すべき敵に他ならない。しかし、その実力差はあまりに歴然。この最悪の敵に勝つための糸口とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
5
○ その圧倒的な技であらゆる敵を殺してきた、クルダ流交殺法陰流の首領、「虎の王」ことシア・カーン。彼の強みは超高速の攻撃と、圧倒的な破壊力、防御の必要が無いほどの鋼の肉体。魔導力による攻撃ですら弾き返すこの男を倒す術はあるのか。修練闘士の「黒い咆哮」ガウ・バンとシア・カーンの対決は熾烈を極める。次の巻で最終回を迎える、というあとがきを読むと、連載第一回からの読者として感慨深い。しかし、初期の絵柄とは完全に別人です。あの頃の絵が好きだったのですが…。2014/06/29
123456789wanko
5
虎の王案外あっさり消滅。もう少し凄みが欲しかったなあ。さて、後はエレ、スカー・フェイスとの対戦を残すのみ!綺麗に終わってください。2013/09/23
朧月
4
いろいろな設定がきちんと消化されてる感じ。 シア・カーン、今までの敵の中で一番あっさりと倒されてないか? これだけ引っ張って強さを演出しておいてこの終わり方か-。2014/06/25
ドロヌマ
2
ロリエレに激しく違和感。いや、年齢設定的にそんなもんかもしれんがこの絵面で今までの過去エピソードやると何つーか世界観変わるぞ。それはそうと、ついにここまで来たという感じですな。最後まで見届けさせてもらいます。2013/09/22
LED
2
なんだかんだと付き合いの長いこの作品。とうとうシア・カーンを、父を越えてしまいました。もうそろそろ最終回らしいので、業・影技以来のエレとの再戦で終わりでしょうか?スカーを越えるのは10年後って設定はまだ生きてるでしょうし、あそこは連載しても仕方ないでしょう。まあ、24歳で真修練闘士になることは確定ってことで。一番盛り上がっていた、ダークネス戦~レン・フウマ戦、あのころチャットで集まってた酒場のメンバー、元気でいるかな?2013/09/22