ＫＣデラックス それでも恋していいでしょ

楠田夏子

講談社（2012/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 220p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063766080
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

チビ＆ハゲをひた隠すエリート男子の恋愛ストーリー。

一見なんの問題もないエリート男子・氷室はチビ＆ハゲというコンプレックスをひた隠しにする日々。そんな、海より深く、山より高い自意識を持った男が、恋をした……。新鋭・楠田夏子が描く残念男子の恋愛コメディ！

一見なんの問題もないエリート男子・氷室はチビ＆ハゲというコンプレックスをひた隠しにする日々。そんな、海より深く、山より高い自意識を持った男が、恋をした……。新鋭・楠田夏子が描く残念男子の恋愛コメディ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ムック]

低身長だっていいじゃない！薄頭部だっていいじゃない！と思うんだけど、コンプレックスって人によって感じ方が色々だもんね～。まあ何にせよ自然でいられる相手が一番だ。ちょっと読みにくかったけど中々面白かった。

2012/06/21

[しましまこ]

表紙買い。身長と髪の毛の足りない30男が主人公。後輩リサちゃんがカッコ良かった。

2014/09/14

[くり坊]

市役所の部署って、こういう感じなんだ(どのくらいリアルかは、わからないけど)。

2014/01/19

[いっぽし]

努力してコンプレックスやそれに傷ついている自分を見せないようにしていたつもりが、その行為自体が好きな人を傷つけていたとしたら。うーん、思い当たるフシありますね。主人公がそれに気付くところを読んで改めて思ったのは、自分のいいところも悪いところも駄目だったところも、気付かせてくれるのはいつも他者という鏡だということです。かなりグサグサくる部分があったのですが、話はコミカルに進むので読みやすかったです。自分のコンプレックスなんて頭の中から消えちゃうくらいその人のことを考えられるなんて、そんな恋があるんですね。

2012/03/18

[まる]

髪が薄いことと背が低いことがコンプレックスで、それを必死に隠している主人公氷室さん。 髪はキッチリセットして、シークレットブーツを履いてるけど、顔はイケメンで仕事をバリバリこなすエリート。 氷室さんの努力はすごいと思う。 ただアッキーナを好きだった時には彼女に理想を押しつけてる感じが強かったので、恋がうまくいかず、三ツ矢さんにはいろいろ知られてしまって一度全部鎧をなくしてよかったのかも。 コンプレックスは嫌になるくらいあって日々苦しめられているから、氷室さんの思考で共感するとこいっぱいあったな。

2016/05/08