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出版社内容情報
脱藩した父の罪を背負う吉村嘉一郎。打ち続く飢饉、迫りくる戦乱の時に、彼が示す南部武士の生き様とは!?
義とは何か、愛とは何か―。「鬼」「人斬り」と畏れられ、新選組で一番強かったと言われた男・吉村貫一郎。愛する者のために守銭奴と罵られ、愛する者のために人を斬り続けた武士の生涯が今、語られる! 浅田次郎&ながやす巧の両巨匠が贈る、魂を震わす新たな「新選組」伝説!!
父が遺した「罪」と「魂」を胸に‥‥。国を捨て、家族に生きた父。その罪科を背負い、苦難の道を行く息子・嘉一郎。打ち続く飢饉、そして迫りくる戦乱の時に、青年となった嘉一郎が示す南部武士の生き様とは‥‥!? 浅田次郎&ながやす巧の両巨匠が贈る、新たな「新選組」伝説! 哀切の第二章、堂々完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
5
浅田次郎のこの原作は、ながやす巧がコミカライズするために存在していたのではないかと思わされる迫力と説得力に満ちている。父の業を背負った嘉一郎が、旧友である弥之助と千秋の前で土下座するシーンは、涙なしでは読めない。浅田の文体が、ながやすの画に溶け込み、読む者を圧倒する。2012/04/30
りなみ
3
1〜4巻、一気読み。大野千秋が良いです。ますます好きになりました。小説を読み返そう。2012/05/19
ぐるぐるめぐる
2
桜庭弥之助の父上カッコいい。降伏後の会津の大変さは知ってたケド、南部盛岡も大変だったんだなぁ。嘉一郎に泣かされたが、たしかこの後もっと泣ける展開になるんだったような。とりあえず、斎藤おじいちゃんの登場をひたすら待機。2012/04/19
UMA
2
毎巻書いてるけどとにかく画が美しい。トーンによる雪の陰影は最早芸術の域。早く第三章以降も読みたいんだけど、連載再開はいつですか先生……!2012/04/09
旗本退屈苺
1
ながやす先生が最後まで描ききってくださることを切に願っています。吉村貫一郎を軸に、形は違えど己をつらぬいた侍達、父親達の生き様にただただ感動。これ父親やってる人はかなり心にくる話なんじゃないかなあ。さて大野様の安定はどのようにして嘉一郎にもたらされたのか。続きが気になる。首を長くして待ってます…2012/04/15