講談社ラノベ文庫 僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。

赤福 大和【著】

講談社（2014/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 271p／高さ 15cm
• 商品コード 9784063753981
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

「あ、あたしと……き、キス、キスして！！」　ビッチ少女たちとイチャイチャ部活動！？

現実の美少女はビッチばかりだ――。そう信じる高校生の育野耕介は、文芸部の部室を心のオアシスとしてオタク活動を楽しんでいた。しかしある朝、生徒会長補佐を務める黒髪の美少女（にして清楚系ビッチ）の東雲伊吹から、このままでは文芸部は廃部になると告げられてしまう。そのため耕介は、生徒会の手伝いとして、伊吹と一緒に生徒の相談に応えることになった。そして最初に相談を持ち込んで来たのは、伊吹と人気を二分する金髪巨乳美少女の愛沢愛羽。何人もの男と付き合っているビッチだという噂があった彼女だが、実際には恋愛経験がまったくないため、擬似彼氏になって欲しいという依頼を耕介にしてきて……!?　ビッチ×オタクの学園ラブコメ！

内容説明

現実の美少女はビッチばかりだ―。そう信じる高校生の育野耕介は、文芸部の部室を心のオアシスとしてオタク活動を楽しんでいた。しかしある朝、生徒会長補佐を務める黒髪の美少女（にして清楚系ビッチ）の東雲伊吹から、このままでは文芸部は廃部になると告げられてしまう。そのため耕介は、生徒会の手伝いとして、伊吹と一緒に生徒の相談に応えることになった。そして最初に相談を持ち込んで来たのは、伊吹と人気を二分する金髪巨乳美少女の愛沢愛羽。何人もの男と付き合っているビッチだという噂があった彼女だが、実際には恋愛経験がまったくないため、擬似彼氏になって欲しいという依頼を耕介にしてきて…！？ビッチ×オタクの学園ラブコメ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いーたん]

キャラの雰囲気や立ち位置、方向性はどこかで読んだことがあるなぁーという印象。とはいえ、ニヤニヤ出来るラブコメは好物なんで、その点では好きですね。それ以上に今回、自分革命が起きました。えぇ！起きましたとも。見開きのカラーイラスト東雲伊吹。やられました。。。むしろ、やられたい。目覚めてしまったMの性癖に（苦笑）このイラスト見た瞬間、電撃がね。次のページの愛沢愛羽のイラストも良かったけど、東雲伊吹には勝てませんでした。そんな訳でワタクシ覚醒した一冊です。

2014/12/18

[よっち]

過去のトラウマのせいで現実の美少女はビッチばかりだと断じるオタク少年と、彼がビッチと断じる美少女たちとの学園ラブコメ。理由があるとはいえ知り合った女の子たちにビッチだと過剰に反応する主人公がかなり痛い感じでしたが、そんな頑なだった彼が彼女たちと行動を共にして失敗したり、彼女たちのことを知るうちに心境の変化があったり、最後はそれぞれが頑張った結果としてわりといい感じにまとまったあたりはわりと好感。どこかで見たような設定や、荒削りな部分は散見されたものの、登場する女の子たちも可愛らしくて存在感がありましたね。

2015/02/08

[ナカショー]

予想以上の面白さでした。主人公の性格と終盤の展開が飲み込めれば、楽しめると思います。女の子は皆可愛かったです。次巻も読んでいこうと思います。

2016/01/31

[中性色]

文芸部という便利ワード。最近この手のもので意外とバランス気取り的な作品が多い中、あるいみどまんなかな作品。必要以上の起伏もなくかつ平坦でもなくなバランスが取れている。ただ、中盤から後半にかけて展開が変わってるところが気になるくらいか。個人的には天姉が好み

2018/08/29

[まるぼろ]

過去にビッチ(と言うより陰険な女子)に受けた数々の仕打ちから美少女に不信感を抱いている育野耕介が廃部寸前の文芸部を守る為に生徒会長補佐の東雲伊吹とある相談事の解決をする事になるお話です。耕介の使うビッチ表現が広義すぎて一部ヤンデレなヒロイン達にもビッチ扱いするので変に捻くれている様にも読めますが、それを言い出したらこの作品のヒロイン達もビッチでは無くどこか捻くれているだけなのでお互い様かな…とｗ それに各キャラ揃ってそれなりに反省して前進してるので、学園ラブコメとしては面白いと思いました。次巻も買うかと。

2014/11/14