講談社ラノベ文庫 セクシャル・ハンター・ライオット〈２〉

築地 俊彦【著】

講談社（2012/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 245p／高さ 15cm
• 商品コード 9784063752311
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

曜一は……あたしを護ってくれるの？

陸曜一は、キリオーニラを狩るハンターである。祖王を倒すために力を使い果たした曜一だが、幼なじみの少女・南波緑里の助けを借り、一時的に＜ちから＞――性欲を取り戻すことに成功する。その緑里が、祖王復活のための＜よりしろ＞であることがわかる。緑里を守るため、性欲を高めることに余念のない曜一。そんな彼の前に、少女があらわれる。力を失う前、純粋なハンターだった曜一を知る少女はなんと、もう一人の＜よりしろ＞だった！　しかし、二人が仲良くする様を見ている緑里は複雑で――
学園セク・ハ・ラコメディ！

陸曜一はハンターである。祖王を倒すために力を使い果たした曜一だが、幼なじみの少女・南波緑里の助けを借り、一時的に＜ちから＞――性欲を取り戻すことに成功する。その緑里が祖王復活のための＜よりしろ＞であることがわかった。緑里を守るため、性欲を取り戻し高めることに余念のない曜一。そんな彼らの前に、少女があらわれる。彼女はもう一人の＜よりしろ＞だった！　学園セク・ハ・ラコメディ第2弾！

内容説明

陸曜一は、キリオーニラを狩るハンターである。祖王を倒すためにちからを使い果たした曜一だが、幼なじみの少女・南波緑里の助けを借り、一時的に「ちから」―性欲を取り戻すことに成功する。その緑里が、祖王復活のための「よりしろ」であることがわかる。緑里を守るため、性欲を高めることに余念のない曜一。そんな彼の前に、一人の少女があらわれる。力を失う前、純粋なハンターだった曜一を知る少女はなんと、もう一人の「よりしろ」だった。しかし、二人が仲良くする様を見ている緑里は複雑で―築地俊彦が贈る学園セク・ハ・ラ・コメディ、第２弾が登場。

著者等紹介

築地俊彦［ツキジトシヒコ］
ライトノベル作家。東京都出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[豚山田]

衝撃的な出会いの前巻からより洗練された印象で、更に期待を上回ってくれました。本当に面白い！　敵を倒す力「性欲」を失った曜一は人類の為に取り戻そうと尽力しますが、恋愛感情や貞操観念も失っているので真摯かつ無節操にエロや変態を追求しようとし、女子を巻き込んでの騒動となります。基本曜一の一人称で物語が進むので、発想や比喩が徹頭徹尾下ネタという馬鹿馬鹿しさが笑えるのですが、本人はあくまでストイックで下心がないため下品になり過ぎない所が素晴らしいのです。ただ内容は本当にエロくないので表紙で余り煽らない方がいい気も…

2014/03/02

[Makos]

パンツ喰うなよ、と。表紙も酷ければ中身もブッ飛んでる作品。これ以上悪化できるのか、次以降にも期待したい。

2012/12/12

[NullPoEx]

「パンツをなめるな」って、それ以上のことをしているじゃないですか！ 一体、パンツっていう単語が何回出てきたんだろうか。 前巻は少し引いてしまうようなネタがありましたが、今回は大丈夫でした。 気に入ったキャラ：紫。気に入った挿絵：59P、百合。お気に入り度：★★★☆☆

2012/05/06

[Glenn]

なんという飽くなきパンツへの欲心。性欲を力にして悪の敵と戦う主人公による学園異能コメディでありますが、パンツを力の源としている曜一の異常性は、パンツフェチを越えて一周回って溢れんばかりのパンツ愛と思えなくもないほどです。いやはや、今回も予想の斜め上をいく変態行動、言動に驚かされましたわ。

2012/04/02

[1_k]

素晴らしい。さすがに紳士を目指す私もあそこでパンツをアレするなんて発想は無かった。もはやただの苦行である。敵側の攻撃も地道に精神的に来る。読んでいて主人公の不快感がダイレクトに伝わってきたわ。新キャラを一気に二人入れるのはちょっとどうかなと思ったが、前巻の前振りがあるのでギリギリ破綻はしていない。切れることなくひたすら続くエロネタは見事というほか無いが、巻を重ねるとマンネリになる危険もある。次巻ではパンツをアレする以上の変態行為を見せなくてはならないので、どこかで行き詰るのではなかろうか。見守りたい。

2012/03/31